うちの同僚のケアマネは聞き上手である。また話し方もまったりと優しい口調であるので、うちの父も
「お前もケアマネになったら、あんなやわらかな話し方をせな。」
と言っていた。
そのお陰で、担当さんの家ではしばしばつかまってしまう。長居出来ないな・・・と思いつつも生き生きと話す担当さんの顔を見ると、つい笑顔で聞いてしまう。当然話の腰を折るなんてことは出来ない。
「話をどうやったら上手く切り上げられるんだろう。」
彼女は相手に失礼にならないように、次の仕事に支障が出ないようにどうすべきか悩んでいた。
「今日は何の話?」
「園芸と歴史の話。本当に詳しくて楽しそうに話すんよ。しかも毎回初めから(笑)」
担当さんが独居だったりすると、話し相手に飢えていることもあり、本当に楽しそうに話すことがあるのだ。
「先日は大正時代までお聞きしたので、今日は明治からうかがいますとか?」
「うん・・・。子供時代だるまストーブだった頃から遡るん。」
・・・すごい、そこからはじまるのだ。
「で、今日は天保の改革まで。」
!!!恐るべし歴史おじさま。
優しい彼女の苦難は続く。
ここをクリックしてお立ち寄りください。
「お前もケアマネになったら、あんなやわらかな話し方をせな。」
と言っていた。
そのお陰で、担当さんの家ではしばしばつかまってしまう。長居出来ないな・・・と思いつつも生き生きと話す担当さんの顔を見ると、つい笑顔で聞いてしまう。当然話の腰を折るなんてことは出来ない。
「話をどうやったら上手く切り上げられるんだろう。」
彼女は相手に失礼にならないように、次の仕事に支障が出ないようにどうすべきか悩んでいた。
「今日は何の話?」
「園芸と歴史の話。本当に詳しくて楽しそうに話すんよ。しかも毎回初めから(笑)」
担当さんが独居だったりすると、話し相手に飢えていることもあり、本当に楽しそうに話すことがあるのだ。
「先日は大正時代までお聞きしたので、今日は明治からうかがいますとか?」
「うん・・・。子供時代だるまストーブだった頃から遡るん。」
・・・すごい、そこからはじまるのだ。
「で、今日は天保の改革まで。」
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