すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

12歳の空

2011-04-22 21:38:21 | ひとりごと
 20日21日の平日に連休をもらっていた。20日は子宮がんの検診に行った。特に問題は無かったが、年齢的にも色々心配があり基礎体温をつけることになった。妊娠を計画するとかじゃなく、更年期に向けて・・・というのが、ひどく切ない。
 21日はキヨちゃんと二人で整体に行った。久しぶりで二人ともひどい状態だった。キヨちゃんは足の長さがかなり違っていて、背中もかなり曲がっていた。歯が浮いて物が噛めない。
 私も肩こりがひどく
 「首が曲がらない~」
と先生をてこずらせた。
 帰りにふと目に付いた本を衝動買いした。

 メディアで何度も取り上げられたらしいが、恥ずかしながら私は知らなかった。この本は当時12歳の少年が書いた処女小説である。読んでみて驚いた。とても少年の書いたものとは思えない。
 大人が描く少年時代ではない。リアルな少年時代。私たちが思っているほど少年は子供ではなく、私たちが思っているより豊かだ。確かに自分の子供時代を思い出すと、結構大人並の事を考えていたことがある。けれど、それを表現する事はできなかった。大人になって、回想することは出来ても、リアルな少年期に正直に表現するなんて出来なかった。
 もし、まだ読んでない方がいたら是非手に取ってみてほしい。

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コメント (4)
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