季節のせい？

　四国もようやく梅雨明けしたらしい。しかし、今日も雨は降るわ、蒸し暑いはで体力を消耗する日だった。
　出勤するとまずホームの早出さんから伝言。
　「Aさんの奥さんから電話あって、折り返しくださいって。」
電話すると担当様が入院したという。幸い数日で退院できるとの事だった。
　電話を切って、デスクワークをしていると担当様Bさんのお宅から電話。電話はBさんの親戚の方だった。介護者の奥様が入院したという。だから入院中介護者がいないのでショートステイを使いたいという。幸い部屋の確保をしてもらえたので、大急ぎで手配してもらった。
　しかし・・・。季節のせいか、とにかく調子の悪い人が多い。体調も心もである。体調を崩す人もいれば、精神的に不安定な人もいる。また、これは要介護者に限らない。家族の場合もあれば、我々介護の従事者も同じである。しかも・・・身体も心も・・・である。ゆゆしき事態。
　過酷な現場で、ますます無理がくる。また優秀な職員が辞めていく。しかし、止められない。うちの施設には止めるだけの魅力が無い。
　お金の問題ではない。お金はどの施設も、介護現場は厳しい。スタッフの人数から言えば、うちはまだ恵まれているほうかもしれない。それでも・・・である。優秀な人はもっといい現場でスキルアップして欲しいと思う。優秀でもなければ勇気も無い私は今のところはここで我慢するしかないが。
　何より在宅介護を頑張っているご家族や、ご本人はもっと大変なのだから、出来るだけのことをするだけだ。

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