すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

何なんだ、大きい病院!

2017-05-08 22:18:07 | ひとりごと
 昨日、法事の後、偶然友人が子供を連れて遊びに来た。ちょうどいる時で良かったのだが、
 「電話していなかったら帰ろうかって話してた。」
と言う。何のついでかと思ったら、子供が病気をした時にお参りをしていて、治ったのでお礼参りに来ていたようで、どうせ近くまで来たから・・・と連絡をくれたらしい。
 そう言えば、私が「聞き書き」講座で泊めてもらった時に、痛みも熱もあるのに原因が分からない・・・というような話をしていた事を思い出した。
 それでよくよく話を聞いたら、結果的には今良くなったようなのだが、色々とあったらしかった。
 そもそも、始まりは喉のあたりにしこりが出来た。熱も出て痛みもある。素人目に観てもリンパかなあ?甲状腺でないのか?など心配になる。そこで大きい病院に行くと1週間の検査入院。しかし原因が分からない。すると主治医は、
 「精神的な物ですかね。」
と結論づけた。
 おいおい・・・である。痛みは100歩ゆずって精神的な物でもあろう。しかし、しこりは?熱は?である。
 埒が明かないと思った彼女は、紹介状を持って他の大きな病院へセカンドオピニオンへ。ところが、当たった医師は紹介状を観るなり、
 「A病院で検査して何もないのなら、うちで診る事は何もありません。」
と言い放った。
 はああ?と思いつつ、観てくれないのなら仕方ないと帰ろうとすると、看護師が検尿と血液検査をするという。診ないのに?と思いつつ、従う。すると検尿カップには名前はおろか番号すらない。これを臨床室に持ち込むと、
 「何ですかこれは?」
と聞かれたと言う。こっちが聞きたいだろう。
 あまりに理不尽に無駄な検査料金だけ払わされたのが納得いかず、彼女は受付でクレームをつけたらしいが、多感な年頃の娘は恥ずかしかったらしい。ま、でも母は間違ってないのだよ。
 で、結局これは医者通しが繋がっているのだろうから、紹介状を貰わずに行こう・・・と小さい病院へ。その医師が違う大きい病院に紹介状を書いてくれる形で受診。ようやく治療が出来たというのだ。
 何だかイラッとする話である。医者様や病院のイラッとする話は今までも色々あったが、これは本当にひどいと思う。白い巨塔じゃないが、病院や医者に気を使って、患者を診ないなんて話が実際にあるんだな・・・と驚いた。
 大きいからいいわけではないが、どうやっていい医者を探したらいいんだろう。

にほんブログ村ここをクリックしてお立ち寄りください。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする