すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

娘である事と、別の世帯である事。

2017-09-19 09:01:52 | うちのキヨちゃん
 うちのキヨちゃんは色んな事のボーダーラインが緩い。普段は離れは私たち夫婦の生活空間なので、廊下辺りで、
 「すず~、ちょっとええか~?」
と声をかけてくれる。この辺りは非常に常識的なのだが、これが留守中となると話は別なのだ。
 昨日、台風一過の家周辺は枯葉や虫などで一杯だった。思ったよりも酷くはなかったが、とりあえず納屋に避難させていたものを出したり、玄関先の葉っぱなどを片づけた。
 窓は普段あまり掃除出来ていないのだが、お休みに溝掃除をしたところだった。しかし、台風の後網戸からガラスまでびっしり虫やゴミが貼りついていたので、とりあえず水で洗い流してから出掛けた。そうでないと、キヨちゃんが大騒ぎになると踏んでの事だった。
 洗濯物は前夜に部屋干しだった。竿などは台風なので片づけていたし、朝濡れた竿などを掃除してから干すのは、仕事前には厳しかったのだ。
 さて、キヨちゃんである。外に出ると台風一過の晴れ。なのに、娘たちの洗濯物が無い。(ここでほっとけばいいのに)そこで、私たちの部屋を見ると部屋干ししてある。さすがに、それを勝手に出すことまではしないが、窓でも開けて換気してやろうと思ったらしい。
 すると、窓の内側(これは手抜かりだった)のさんにゴミと虫が・・・。
 「虫とゴミがいっぱいで窓が開かんほどだった。」
とは大袈裟だが、怒りながら掃除したようだ。
 そして、戻ってから、部屋干しの事、掃除が出来ていない事、母ちゃんが全部してやった事、をあれこれ言われたのでカチンと来た。
 私はまだいいのだ。娘だし。まあ、娘であっても、子供じゃあるまいしプライベート空間は許可なしに入らないで欲しい。しかも、くりりんの空間でもあるので、いてもいなくても遠慮してほしいし、逆に言えば、いない時ほど遠慮するべきだ。
 とは言え、娘で良かった。こういう事が、嫁姑でもあることを友人から聞いている。姑だったら言い返す事も出来ない。やれやれ・・・。

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コメント (3)
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