すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

キヨちゃん、ボケ収めにしてよね

2018-12-29 20:03:30 | うちのキヨちゃん
 今日は仕事納め。昨日、事務所の大掃除は済ませた。本当は他にもする掃除はあったのだが、一人だし、訪問の仕事もあったので、丸一日掃除と言うわけにもいかなかった。
 なので、今日はデスクワークをがっつりして、心おきなくお正月休みに入りたかった。
 ところが今朝、珍しく私は寝過ごした。まあ、最近は朝が起きられない私である。多分、ストレスや疲れだろうが、目覚ましが鳴る数秒前に目が覚めていたのに、最近は目ざましに気付かない事もある。
 それでも、くりりんの目覚ましでは流石に目が覚めるのだが、今朝はくりりんが少し寝かせてやろうと思ったのか、くりりんの目覚ましにも気付かなかった私に声をかけずに部屋を出ていたのだ。
 幸い30分位の寝坊ですんで、大急ぎでお風呂掃除や身支度をした。何とか時間に間に合う状態でキヨちゃんの部屋に行くと、汚れた洗濯物がある。洗濯はキヨちゃんが自分でできるが、漂白をせずに洗うので、シミが取れていない事がある。だから私が洗うのだが、今日は時間が無い。
 「母ちゃん、下着、ハイターしてから洗いなよ。」
そう言うと、
 「なあ、何でトイレ行ったらパンツ濡れると思う?」
とまさかの質問。
 「ほりゃ、間に合わんけんだろう?」
 「座ってするけん、いかんのかな?立ってしたらええかな?」
 「あかんよ!ちゃんと座ってしてよ。座って前かがみにして。」
 そう、キヨちゃんは背が小さい事もあってか、少し反って座るのか、便器の隙間から汚染する事がある。なので、今は隙間にそれ用のシートを挟んでいる。だから、そこからの汚染ではないだろう。つまりは、間に合っていないのだ。
 とにかく、話からトイレが濡れていることは分かったので、それから大急ぎでトイレ掃除。やれやれ。

 仕事は何とかデスクワークを間に合わせ、ラスト30分でとりあえず、流すだけでもと公用車を洗車して戻った。
 夕飯を一緒に食べて、部屋に戻る時にキヨちゃんが、
 「すず、パン持って行け。」
とくれた。それは、昨日私が買って来たもので、キヨちゃんにもかぼちゃのパンとカフェクリームのパンの2個をあげていたのだ。
 「母ちゃん、1個食べ掛けて、まだ部屋にあるけん、よう食べん。」
と言う。なので、遠慮なくもらって部屋に持ち帰った。くりりんに渡すと、袋を開けたくりりんが笑いだす。
 「食い散らかしとるがな。」
・・・?観ると、パンは半分にちぎって、少し食べていた(笑)。
 まあ、キヨちゃん、今年はこのくらいで勘弁してくれ。

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コメント (2)
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