忙しくてもほぼ残業をしなくなった私。決して暇なわけではないが、キヨちゃんのご機嫌があるのでそうしている。それでも人に話す時は、
「朝も早くから出て、帰りは8時9時じゃ。」
と言うキヨちゃん。敢えて否定はしないが、この辺りも心配な事の一つ。
さて、今日も残業せずに戻った。ただいまの声に寝っ転がったまま、
「何ちゃ~しとらんぞ。」
と言うのはいつもの事だが、今日は、
「ご飯無かったけん炊いたぞ。」
と言う。まあ、それは有難い。今日はキヨちゃんには大好物の高菜炒飯を残しておいた。昨夜の残りだが、量も結構あったし、キヨちゃんが大好きで、
「明日食べる。」
と言っていたからだ。それに、カップ麺を食べたりパンを食べる事もあるので、夕飯のご飯は帰ってから炊くか、うどんにしようと思っていた。
で、ありがとう・・・と言った途端に不機嫌。
「ひとっつもご飯も無い。ほなけん炊いた。」
・・・・、いや、だから・・・。
「なんで不機嫌なんよ。」
それから急いで夕飯を作って3人で食卓に。するとキヨちゃん、
「今日は大変だった。大きな切り株が花畑に落ちていて、それを運ぶのに重くて大変だった。一輪車に(猫車)乗せて運ぶのがやっとで、どればあ辛かったか。」
と言う。
「え!?そんなのどこから落ちたんだろう?裏山には落ちてくるような木は無かったと思うけど、心配じゃなあ。」
と言うくりりんの言葉は耳に入らない。
「お前ら何もせんけん、母ちゃんが泣きもってせないかなんだ。」
・・・。
「いや、そんなん落ちとるの知らんし、何で置いておいて私らに頼まんのよ。」
「言うたってお前らせんじゃないか。」
・・・。いや、頼まれて嫌といった事は無い。
「もう何日も前から落ちとるのに、気もつかん。」
「ほなって観てないし、何日も前からなら、それこそ休みの日でも言えば私でもくりりんでも出来たのに。」
「お前らちっとも気付かんのか!もう何か月も前からじゃ!」
・・・・あ、増えてるし・・・。
そんなやり取りの後、今度はお寺の寄付の話になった。実は今年お寺の修復に寄付のお願いが来ている。父やキヨちゃんは今までに何度か寄付をしている。なので、この前その話になった時に、
「もう母ちゃんは出さんぞ。」
と言うので、
「それでええんと違う?私とくりりんがおるんじゃけん、私らが寄付するし。」
と言ってあった。
さて、その話でご近所から何人かまとまった金額を寄付する人がいるのだと言う。
「〇〇さんと他3人くらい、〇〇万円するんじゃと。」
と言う。
「そう、それは良かったね。でも、私らはそんなには出せんよ。」
「母ちゃん出さんぞ!」
「だから出さんでいいってば。うちらが出すし。」
分かっていた。見栄っ張りのキヨちゃんは足並みを揃えたかったのだろう。しかし、こちらにも生活があり、分相応と言うものがある。なので、更に不機嫌になる。
「今日は食べるものも無くて朝から何も食べて無い。母ちゃんは毎晩泣きながら寝よる。家の草1本も抜いた事も無い。云々云々・・・。」
はい、当然高菜炒飯は食べている。本人が言う食べずに冷凍したと言うのは、小さいおにぎり1個分である。そして今夜は「どくれて」夕飯も半分以上残して寝室に行った。
・・・・疲れた。
「仕方ないよ。これを聞いて行くのも僕らの仕事だよ。」
とくりりんは言ってくれた。何よりくりりんへの風当たりも、暴言も多いのに申し訳ない事だ。
やれやれ・・・、やはりちょっと不味いかなあ・・・。悪年だけだろうか?
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「朝も早くから出て、帰りは8時9時じゃ。」
と言うキヨちゃん。敢えて否定はしないが、この辺りも心配な事の一つ。
さて、今日も残業せずに戻った。ただいまの声に寝っ転がったまま、
「何ちゃ~しとらんぞ。」
と言うのはいつもの事だが、今日は、
「ご飯無かったけん炊いたぞ。」
と言う。まあ、それは有難い。今日はキヨちゃんには大好物の高菜炒飯を残しておいた。昨夜の残りだが、量も結構あったし、キヨちゃんが大好きで、
「明日食べる。」
と言っていたからだ。それに、カップ麺を食べたりパンを食べる事もあるので、夕飯のご飯は帰ってから炊くか、うどんにしようと思っていた。
で、ありがとう・・・と言った途端に不機嫌。
「ひとっつもご飯も無い。ほなけん炊いた。」
・・・・、いや、だから・・・。
「なんで不機嫌なんよ。」
それから急いで夕飯を作って3人で食卓に。するとキヨちゃん、
「今日は大変だった。大きな切り株が花畑に落ちていて、それを運ぶのに重くて大変だった。一輪車に(猫車)乗せて運ぶのがやっとで、どればあ辛かったか。」
と言う。
「え!?そんなのどこから落ちたんだろう?裏山には落ちてくるような木は無かったと思うけど、心配じゃなあ。」
と言うくりりんの言葉は耳に入らない。
「お前ら何もせんけん、母ちゃんが泣きもってせないかなんだ。」
・・・。
「いや、そんなん落ちとるの知らんし、何で置いておいて私らに頼まんのよ。」
「言うたってお前らせんじゃないか。」
・・・。いや、頼まれて嫌といった事は無い。
「もう何日も前から落ちとるのに、気もつかん。」
「ほなって観てないし、何日も前からなら、それこそ休みの日でも言えば私でもくりりんでも出来たのに。」
「お前らちっとも気付かんのか!もう何か月も前からじゃ!」
・・・・あ、増えてるし・・・。
そんなやり取りの後、今度はお寺の寄付の話になった。実は今年お寺の修復に寄付のお願いが来ている。父やキヨちゃんは今までに何度か寄付をしている。なので、この前その話になった時に、
「もう母ちゃんは出さんぞ。」
と言うので、
「それでええんと違う?私とくりりんがおるんじゃけん、私らが寄付するし。」
と言ってあった。
さて、その話でご近所から何人かまとまった金額を寄付する人がいるのだと言う。
「〇〇さんと他3人くらい、〇〇万円するんじゃと。」
と言う。
「そう、それは良かったね。でも、私らはそんなには出せんよ。」
「母ちゃん出さんぞ!」
「だから出さんでいいってば。うちらが出すし。」
分かっていた。見栄っ張りのキヨちゃんは足並みを揃えたかったのだろう。しかし、こちらにも生活があり、分相応と言うものがある。なので、更に不機嫌になる。
「今日は食べるものも無くて朝から何も食べて無い。母ちゃんは毎晩泣きながら寝よる。家の草1本も抜いた事も無い。云々云々・・・。」
はい、当然高菜炒飯は食べている。本人が言う食べずに冷凍したと言うのは、小さいおにぎり1個分である。そして今夜は「どくれて」夕飯も半分以上残して寝室に行った。
・・・・疲れた。
「仕方ないよ。これを聞いて行くのも僕らの仕事だよ。」
とくりりんは言ってくれた。何よりくりりんへの風当たりも、暴言も多いのに申し訳ない事だ。
やれやれ・・・、やはりちょっと不味いかなあ・・・。悪年だけだろうか?
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