やってしまった。分かってはいるのだが、久々にキヨちゃんと大喧嘩をしてしまった。
発端は昨日の夜、
「今日Tさんが突然来てな、屋上の修理に来たぞ。1万円いるって言いよったけん出せよ。」
に始まる。えええ?修理って何だ?となり、Tさんに電話。
このTさんは、それこそ我が家とは古いお付き合いであるが、個人的に私は苦手である。キヨちゃん自身も、「ハッタリを言う」と言う位であるし、仕事も決してうまくは無い。それでも何年かに一度ペンキの塗り替えなどにキヨちゃんを訪ねるのだが、前の時はあまりにむらがあったのでクレームを入れた。
それが今回キヨちゃんが突然・・・と言うので電話で確認。
「ええ?去年からおばちゃんに頼まれてた。雨漏りでもしたら困るから。」
と言う。確かに去年そんな話はあって、そうなる前には対策しなくてはと私も一緒に話した記憶はあるが、今がその時期でも無ければ、依頼したつもりもない。しかし、どうやらキヨちゃんは記憶しているかどうかはともかく、先方は頼まれたというのだし、すでに作業に取り掛かっていたので、
「そうでしたか、すいません、お願いします。」
と言うしかなかった。
で、今日終えた仕事を観ると新聞紙片面ほどのサイズを塗っただけ。確かにコーキングは高いとも聞くが、果たして必要だったのかどうかも怪しい。
そして今夜。
初めは和やかな話もしていたのだが、途中から今日作業に来たTさんとの話の中で、どれほどキヨちゃんがこの家を大事にしてきたか、父のお陰である事、家を畑をずっとキヨちゃんが守ってきたのに、私たちの代で手を入れないのでボロボロになったと訴えた。Tさんにも
「もうこの家は終わりだ。」
と言ったらしい。
その話の間は私も憮然とはしていたが黙って聞いていた。しかし、1万円の花井が出た時、
「今回は仕方ないけど、これからは必ず相談して。前にも言ったけど、勝手に決めて後からお金払えと言われても困る。」
と伝えた。
すると途端にキレたキヨちゃん。
「ええわ。要らん!1万円位、母ちゃんどうってことない。」
・・・。
「安いとか高いとか言う話では無いんよ。そもそも頼んだつもりもないというのに、お金を払うような事になったら困るけん、相談してと言いよる。」
「かんまん、払うてもらわんでええ。お前ら1円もこの家に入れもせんくせに!」
ほらね、始まった。で、疲れの抜けきらない私がキレてしまう。
「そこまで言うならこの家でなくてもええ。出て欲しいなら出るよ。」
キヨちゃんは私たちが家を建てるとか、アパートで暮らすとかいう生活は出来ないほど生活力が無いと思い込んでいる。当然の話だが、今から大きな一軒家を建てる収入は無い。今の暮らしはキヨちゃんや父のお陰だと思っている。しかし、身の丈ほどの生活が出来ない訳は無い。
途中くりりんが止めに入ったが、キヨちゃんにしてみればくりりんが私をそそのかしていると、焼き餅から思い込んでいるので、逆効果となる。
そして年寄りお決まりの、
「早う死んだらええんじゃ。首括って死んでやる!」
となった。
「親に死んでほしいと思う子供やどこっちゃにおらんでよ!」
怒りで私の声も高くなる。そのまま洗い物も何も放りだして家を飛び出したい衝動にかられたが、思いとどまった。
それからTさんに電話して、
「今日はお世話になりました。申し訳ないんですけど、今度から私たちを通してもらえますか?母も歳をとって忘れがちですし。今回の事も頼んだ覚えが無いような事も言いますので、後で何かあっても困りますし。」
とお願いした。
結局、良い事も多いが時々キヨちゃんのこういう事が、疲れの抜けない一因な気がする。
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発端は昨日の夜、
「今日Tさんが突然来てな、屋上の修理に来たぞ。1万円いるって言いよったけん出せよ。」
に始まる。えええ?修理って何だ?となり、Tさんに電話。
このTさんは、それこそ我が家とは古いお付き合いであるが、個人的に私は苦手である。キヨちゃん自身も、「ハッタリを言う」と言う位であるし、仕事も決してうまくは無い。それでも何年かに一度ペンキの塗り替えなどにキヨちゃんを訪ねるのだが、前の時はあまりにむらがあったのでクレームを入れた。
それが今回キヨちゃんが突然・・・と言うので電話で確認。
「ええ?去年からおばちゃんに頼まれてた。雨漏りでもしたら困るから。」
と言う。確かに去年そんな話はあって、そうなる前には対策しなくてはと私も一緒に話した記憶はあるが、今がその時期でも無ければ、依頼したつもりもない。しかし、どうやらキヨちゃんは記憶しているかどうかはともかく、先方は頼まれたというのだし、すでに作業に取り掛かっていたので、
「そうでしたか、すいません、お願いします。」
と言うしかなかった。
で、今日終えた仕事を観ると新聞紙片面ほどのサイズを塗っただけ。確かにコーキングは高いとも聞くが、果たして必要だったのかどうかも怪しい。
そして今夜。
初めは和やかな話もしていたのだが、途中から今日作業に来たTさんとの話の中で、どれほどキヨちゃんがこの家を大事にしてきたか、父のお陰である事、家を畑をずっとキヨちゃんが守ってきたのに、私たちの代で手を入れないのでボロボロになったと訴えた。Tさんにも
「もうこの家は終わりだ。」
と言ったらしい。
その話の間は私も憮然とはしていたが黙って聞いていた。しかし、1万円の花井が出た時、
「今回は仕方ないけど、これからは必ず相談して。前にも言ったけど、勝手に決めて後からお金払えと言われても困る。」
と伝えた。
すると途端にキレたキヨちゃん。
「ええわ。要らん!1万円位、母ちゃんどうってことない。」
・・・。
「安いとか高いとか言う話では無いんよ。そもそも頼んだつもりもないというのに、お金を払うような事になったら困るけん、相談してと言いよる。」
「かんまん、払うてもらわんでええ。お前ら1円もこの家に入れもせんくせに!」
ほらね、始まった。で、疲れの抜けきらない私がキレてしまう。
「そこまで言うならこの家でなくてもええ。出て欲しいなら出るよ。」
キヨちゃんは私たちが家を建てるとか、アパートで暮らすとかいう生活は出来ないほど生活力が無いと思い込んでいる。当然の話だが、今から大きな一軒家を建てる収入は無い。今の暮らしはキヨちゃんや父のお陰だと思っている。しかし、身の丈ほどの生活が出来ない訳は無い。
途中くりりんが止めに入ったが、キヨちゃんにしてみればくりりんが私をそそのかしていると、焼き餅から思い込んでいるので、逆効果となる。
そして年寄りお決まりの、
「早う死んだらええんじゃ。首括って死んでやる!」
となった。
「親に死んでほしいと思う子供やどこっちゃにおらんでよ!」
怒りで私の声も高くなる。そのまま洗い物も何も放りだして家を飛び出したい衝動にかられたが、思いとどまった。
それからTさんに電話して、
「今日はお世話になりました。申し訳ないんですけど、今度から私たちを通してもらえますか?母も歳をとって忘れがちですし。今回の事も頼んだ覚えが無いような事も言いますので、後で何かあっても困りますし。」
とお願いした。
結局、良い事も多いが時々キヨちゃんのこういう事が、疲れの抜けない一因な気がする。
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