すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

家計調査

2023-06-11 16:30:25 | ひとりごと
 いつだったか、しばらく前だが「家計調査」の調査員さんが来た。総務省のパンフレットを持ち、別に怪しい人ではないようだが、あまり話を聞く気になれなかった。
 しかも、その時は名前を確認する時になって、他人の家と間違えていることが分かり、余計に嫌な思いがした。結局協力はしなかった。
 それが今日また調査に来た。この方が悪いわけではないのだが、懐事情を他人様に話すのはどうしても嫌だった。とりあえず、住所と氏名は確認していいかと言うので承諾すると表札を観ながら転記していた。
 家は父(故人)とキヨちゃん、そして私とくりりんの名前が表札に入っている。
 「えっと、世帯主さんは?」
と聞かれたので私であると答えた。と言うのも、父が亡くなった後世帯主は私になったのであり、結婚後も私がそのまま世帯主となっているからだ。
 「お二人でお住まいですか?」
と4人の表札を見てなぜそう思ったのか???
 「いえ、3人ですけど・・・。」
 「世帯主さんは今お仕事は?」
と聞かれる。
 前回来た時はまだ仕事をしていたが今は無職だ。で、無職と答え、確認されたのでくりりんが仕事していることやキヨちゃんに年金があることも説明。
 「えっと、世帯主さんのお名前を聞いたのは、誰の収入で主に生活をしているかと言うことを確認するためなんです。ご主人様の収入で生活されてますか?」
・・・・。
 ちょっとカチンときた。数十年働いてきて、キヨちゃんの事もあってほんの僅か早く退職しただけでこの扱いか??今無職で現金収入が無いからと言って、私に生活能力が無いと何故判断できる?
 そのままくりりんの収入で・・・と説明しても良かったし、キヨちゃんの年金でおんぶしてますと言っても良かったが、どうしても引っかかるものがあり、
 「お答えしたくありません。」
と返してしまった。
 こういう調査は必要なのかもしれない。ただ、前職の関係で、こちらは教えるまでもなく、市にしても私たちの収入や預貯金は把握しているはずだと知っている。土地などは私よりも役所の方が知っているくらいだ。預貯金の申請で家族が知らない通帳まで「あるはずですが」と言われた担当様がいた。
 本当に必要なのだろうか疑問に思う。

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コメント (4)
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