きょうから弥生3月・・・・。
今年はことのほか厳冬だったので、ふきのとう、たらの芽など春の山菜が出まわるのがおそかった。
いつもなら1月にはデパ地下で顔をみせているのに。
初物って日本人は好みますよね。
そのなかでも、冬の寒さを雪の下で耐えながら、じっと春を待つ新芽!!
これこそ日本人の琴線をふるわせる何ともいえないものです。
この時季になると、食卓を飾るのが春山菜の天ぷら。
春の香りを味わうのならやはり天ぷらがいちばん。
さっそく今晩のメニューはふきのとう、タラの芽を天ぷらにしました(←画像)。
少量の抹茶塩をかけていただきます。
←ふきのとうは、もちろんフキのつぼみです。
蕗はよく使われる野菜で、色をいかして薄味で炊き合わせにします。
ふきのとうは少し苦味がありますが、それが好まれるようです。
味噌との相性が抜群に良いので、味噌の和え物にも。
私のおふくろなどはナマを刻んで味噌汁に浮かべたりしてました。
天ぷらにするとき、ふきのとうは水にしばらく浸けておきます。
黒い部分は取り、油がよくまわるように芯の部分をつぶすように心がけております。
←たらの芽は落葉樹のたらの木の若芽。
香り、味わいとも山菜の王様です。
ほろ苦いなかにも少し甘味があり、山菜のなかでも超人気。
これもふきのとう同様てんぷらにするのが主流のようです。
ただ選ぶときは、太く肥えたズングリ型がよいようです。
天ぷらの下ごしらえはふきのとうと大体同じですが・・・・・
たらの芽は、袴をとって、根元を少し切り落してください。
ビールのお伴に最高です