Dream Gate ( 中野 浚次のブログ )   

本日はようこそ開いてくださいました!お芝居のことグルメを語ります!


          

宇治金時食べ歩き

2009-08-20 | グルメ



     暑いですね~。
     こんなときに、とある甘味処で「宇治金時」(画像)をいただきました。

     「宇治金時」は、もともと関西の産物なんです。
     関東では「氷あずき」とか「氷宇治」という名前でよばれています。
     それでいて、ちゃんと”あんこ”も”白玉”もついてるんですよね。

     ”宇治金時”のウンチクはともかく、東京の美味しかった「宇治金時」
     のお店を紹介します。

   
     《上野 浅草》


     豆かんで超有名な「梅むら」は、氷はサラサラ系で、あずきが氷の下。
     宇治茶の少々甘いのが気になります。

     芋羊羹で有名な「舟和」は、氷はバリバリ系で、アイスクリームがのせてある。
     宇治金時にクリームはいかがなものか。

     「氷宇治」という名前の上野の「みはら」。宇治茶は濃いめで、上面にほんのちょっぴりかかって
     います(←たっぷりかけてよゥ~)。
     このお店、入口で食券を購入するシステムは意外。


     《銀座》


     あんみつの創始店で知られる「若松」。氷はサラサラ系。
     いつも「箱入りあんみつ」をガバッと買うので、店員さん(←パートのおばちゃんですが)とは
     顔馴染み。
     ちょいと目配せするだけでワタクシには「氷宇治」に白玉5個も入れてくれます。
     一見(いちげん)さんは2個。

     銀座の甘味処東京羊羹。ここの氷はバリバリ系。嬉しいことにあずきが氷の上と下。
     濃い抹茶がすごくいい香り。「宇治金時」1000円ですが、まあ銀座ですもの。
     超おススメのお店です。

     番外です
     神楽坂の紀の善。まだ行ってないのですが・・。
     「あんこ」の甘さが上品、抹茶のかけかたが豪快、白玉が美味、と三拍子揃ったお店だとか。
     地下鉄飯田橋からすぐのところだそうです。
     
     神楽坂っていいところですよね。美味しいお店がいっぱいあって・・・。
     倉本聰さんの『拝啓父上様』を見てから、神楽坂にハマっています。



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茶室公開!!

2009-08-16 | 本日の○○
    
        残暑お見舞い申し上げます

 


     タイトルを「茶室公開」ではなくて、「茶室後悔」にしたいくらいです(笑)。
     だって茶室を別棟に設けてから10年近くになりますが、いまだ一度も
     お茶会を開いたことがなく、格好だけの「茶室」でございます。
     
     しかも破廉恥きわまりないお茶室で、床のお軸にしても、通常なら、
     「一期一会」の書とか、釣舟にパッと咲いた瑠璃色の朝顔の一輪だとか・・・
     お茶室ではよく見かけますよね。

     ところが、わが家の茶室のお軸は、歌舞伎の『寺子屋』(画像)なんです。
     さりとて絵の説明など野暮というもの。
     歌舞伎好きの方ならご存知の名場面。
     
     歌舞伎絵で有名な画家の山本ひさし先生に描いてもらったんです。
     当時、わたしも若気の至りで、大画伯を前にして、こまかく構図まで指示しちゃったりして・・
     天国の山本先生ゴメンナサイ!!
     
     茶室に合うとか合わないとかは度外視(←多分合わないでしょう)。

     お盆になれば、決ったように、このお軸を掛けます。
     
     わたしの「お宝」です。

       




     人生いろいろ、茶室もいろいろありまして・・・
     「書院造り」という茶室です。

     10人~15人程度のお客様ならOKです。
     それ以上のお方は、待合でお待ち願います(←待合などありませんが)。






     屏風の「雪月花」は、書家の岡本光平先生の筆によるものです。

     手前が風炉。
     お茶の方では5月ごろから風炉がはじまるようです。



 


     (画像/左)は茶棚。
     お布団に座っているのは利休像。

     (画像/右)は水屋。
     右側の行灯ですが、取り付け位置をめぐって大工さんと喧々諤々。
     1週間後にやっと決りました。





     茶室前のロビー

     向日葵のタぺストリーを掛けてみました。





     (画像)は坪庭。

     灯篭は「雪ノ下」。
     この灯篭には苦労しました。まだネットの無い時代。方々を探しまわりました。
     ある日、造園会社の親方が駆け込んで来ました。

     「ありました!!「雪ノ下」の灯篭が!!」
     「どこに?」
     「三州の吉良にありました!! ホレ吉良の仁吉の吉良でさあ!!」
     「ヤッタ!! ♪やると思えば どこまでやるさ・・・ですねっ」

     うっすらと苔の帽子をかぶって、だいぶ味が出てきたようです。








     手入れが行き届かなくて、ひとさまにお見せするほどの庭ではございませんが・・・






     できるだけアンダー気味に撮りたいと努めましたが・・・
     まだまだ・・・

     長のお付き合いありがとうございました。

                         -おしまいー


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ホテル ニューオータニのマニュアルが薄い理由

2009-08-08 | ホテルライフ
 


     小山薫堂さんの『サービスの「正体」』は、webで価格1円で購入しました。これホントなんです。

     著者は「日光金谷ホテル」のアドバイザーであり、1年半ほど長期滞在したホテルニューオー
     タニを舞台に、サービスの「正体」を探ろうとした好著。
     ホテル関係者でなくても、結構楽しめる一冊です。
     それに著者の文章の軽やかさにも一読して驚かされます。

     どのホテルにも「サービスマニュアル」があります。
     ニューオータニのマニュアルはわずか40ページしかないそうです。
     でも驚きと同時に、”成る程”と納得したようです。

     マニュアルで縛っていては、出すことのできない距離感、心地良さが
     そこにあったように思うのです。
     それこそが、サービスの「正体」なのだろう、と著者は結んでいます。
     
     ところで、5項目ほど私見を交えてお喋りさせていただきます。
     まあ、読んでやってください!!
     お急ぎの方は、印だけでもねっ。




            頭にくるマニュアルの棒読み

     ホテルニューオータニのマニュアルをめくると、まず接客用語がいくつか記されています。

     「いらっしゃいまませ」「ありがとうございました」「かしこまりました」「少々お待ちくださいませ」
     「申し訳ございません」といった言葉です。

     「ありがとうございます」という言葉一つをとっても、その場に応じて
     使い方が異なります。
     宿泊客なのか?食事に来られたお客様なのか?
     また、現在の時間帯にふさわしい言い方はどちらか。
     こうしたことを考えて臨機応変に判断しなければいけません。

     最近、「ご注文は以上でよろしゅございますか?」「千円札からお預かりいたします」
     「お持ち帰りのお時間はどれくらいでございましょうか?」
     言葉に飾りをつけているのだろうが、いかにもマニュアルの棒読みで、
     そこから”心”が伝わってこない。逆に、お客様に不快感を与えてしまうのです。

     マニュアルがすべてではない。マニュアルを正しく応用して、その場、その場で正しい言葉を
     選択すべきでしょう。

     わずか一言であっても、その重みは大きい。
     状況を考えない物言い、心の込もらない言い方は慎むべきです。


             ゴミ箱に入った物以外は、すべて忘れ物

     もし、あなたがニューオータニの部屋に泊まることがあれば、ぜひ確認してほしいことがあります。

     「お客様の一手間を省く」感覚に注目した小さな工夫が満ちあふれております。
     たとえば、客室に備えつけてある”ペンの向き”です。
     注意しなければわかりませんが、ペン先はお客様の視点から向って斜め右下に置かれています。
     これはなぜか?右手でペンを手にしてメモを取るとき、ワンアクションで済むからです。
     これが反対の方向にあると、最低でもツーアクションを要します。
     急いでペンを走らせたいとき、一つでも軽減するように工夫されているのです。

     もう一つ。
     実際ニューオータニはゴミ箱の中には入った物以外、お客様が残したメモの走り書きまで、
     ゴミとして扱いません。保管するのです。

     どんな物でも、その本当の価値は所有する本人しかわからないものです。
     メモ帳の紙切れをゴミとして扱うか、価値のあるものかもしれないから保管しておくか!!

     一流と超一流の違いは、こういうところに出るものなんですね。

            笑顔が浮かばないなら、ホテルマンをやめなさい

     ある有名な女形の歌舞伎役者さんに質問したことがあります。
  
     「愚問ですが、”色気”はどうやってつくるのですか?」
     「あーたねぇ ”色気”はつくるものじゃないわよ。自然に浮かんでくるものなの!ほんとに愚問ね」

     歌舞伎『先代萩』の「政岡」よろしく扇をパッとひらいて、色っぽく笑った。

     笑顔だって、つくるものではなく、自然に浮かぶものです。
     この言葉の意味がわからないホテルマンは、お辞めなさい。いえ、辞めるべきです。
     つくり笑顔は、必ずお客様に見抜かれます。
     「笑顔が大切」という教訓は、「生半可な笑顔では心が通じない」という意味に通じます。

     3年ほど前でしたか、ベルマンのKくんが「これ、これ見てくださいよ!!」
     抱きつかんばかりに私に近寄ってきた。
     「スマイルリーダー」のバッチがKくんの胸元で光っていた。

     ホテルニューオータニには「スマイルリーダー」という取り組みがあるそうです。
     各部署のスッフ間でお互いの接客態度を評価しあい、ホテルをもっと
     笑顔で埋め尽くそうという狙いがあるようです。

     そういえば、「スマイルリーダー」のバッチは最近とんと見かけない。
     

            「もういいよ・・・・」と激怒して帰ってしまった外国人客         

     実際ホテルニューオータニではこんなことがあった。
 
     ある若いスタッフがベルからフロントに変わって2年目の頃だった。
     ホテルのメンバーカードを持つ1人の外国人男性が予約もなしに「今晩、泊まりたい」と
     訪ねたことがあった。
     会員は、前日までに予約をすれば優先的に部屋が取れる特典があったのだが、
     その日は満室だった。

     とはいうものの、フロントの裁量で、一部屋ぐらいは融通がつかなくもなかったので、
     若いフロントマンは奥にいる上司に相談してみることにした。

     「どうしましょう?」
     「それなら、あげれば?」(←宿泊させてあげたらの意味)
     「じゃあ、説教してからあげます!!」(←今後は事前予約がなければ泊まれないの意味)

     当時はバブル絶頂で、お客様がどんどんやってくる時代。そのため、フロントマンもついつい
     傲慢になってしまい、それが言葉に表れてしまった。

     すると若いフロントマンがカウンターに戻るやいなや、突然その外国人客は上司を呼びつけ、
     流暢な日本語でこう喋り始めた。

     「この若いスタッフは、客に説教して部屋を”あげる”と言っていた。どういうことですか?」

     その外国人は日本語が堪能で、しかも裏の会話までしっかりと聞いていたのだった。
     客のあまりの激怒に、若いフロントマンは凍りついたのは言うまでもない。
     しかも、その外国人客は「もういいよ・・・」と吐き捨てるように云って帰って行った。

     上司に「追いかけてもいいですか?」と確認したところ、「お前に任せる」という言葉が返ってきた。

     無我夢中で追いかけたが、外国人客の姿は見付からなかった。
     あくる日は夜勤明け。家に帰って、妻が作ってくれた好物の”野菜ギョウザ”も、一口すら喉を
     通らなかった。     
     
     若いフロントマンは、それからというもの、あの時の「もういいよ・・」というセリフが
     今も忘れることができないという。
     「ホテルマンにとって傲慢さは禁物」と自分に言いきかせ、いかなるときも謙虚に
     振る舞うようになったそうだ。
     


            ホテルニューオータニの最大のライバルは?

     「御社にとって最大のライバルはどこですか?」
     ホテルニューオータニでは、こういう質問を受けることがたびたびあるそうです。
     
     通常なら「ホテルオークラです」とか外資系のホテルの名前が出るだろうと誰もが思う。
     ところが意外だった。

     「それはお客様です」
     とスタッフは答えたという。
     奇をてらって答えたわけではない。

     「どこのホテルが素晴らしいか、どこのサービスがイマイチか」
     お客様はよく知り尽くしていらっしゃいますから・・・。
     そんな答えが返ってきました。


     サービスに正解はない。
     でも、はっきりと云えることは
     すべての方に満足していただくために
     それぞれのお客様が抱く期待に応え
     ときに、それを超えられるのは
     マニュアルではなく
     目に見えない「人を大切にする心」に
     重きを置いているから・・・・・ではないでしょうか。


     【画像 追加アップしました】


             ホテルニューオータニに泊まった翌朝。

             目覚めて、窓のカーテンを開けると
             彼方に富士山が・・・そこでパチリ







            ■ ホテルの朝食 ■

            ホテルの朝食はもっぱら和食。
            それも、タワーロビー階の「なだ万」の”雅”(←”芙蓉”もあるが、こちらは並コース)。
            ”雅”はサケが”芙蓉”より6㎜ほど大きい。


            顔なじみの有田さん公休     
            それでも、はじめに、焙じ茶、食事半ばにお煎茶。
            いつもと変わらないサービスでした。




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 トゥモローランドでお買い物

2009-08-04 | お買い物
    
    



     ベルトを買いました。
     ベルトは自分で買った記憶はあまりなく、大抵はプレゼントとされたものでまかなっております。

     つい先日のこと。トゥモローランド・神戸店で、注文していたジャケットを試着していた時に
     画像のベルトが目に止まりました。

     見せてもらうと、牛革のやわらかいこと、留め金がとてもシンプルだし
     バンド上下の控えめなステッチ。それがベルトのアクセントにもなっています。
     ワタクシ的にはかなり気に入りました。
     この夏にはデッタイ活躍してくれそうです。
     革製品では定評のあるイタリアのANDREA GRECOというブランドです。

     ベルトでは苦い経験があります。
     昨年の5月頃でした。
     中西哲生さん推奨のフランスのケ・ド・ハルミというブランドのベルトを買ったのです。
     買ったのは神宮のユナイテッド・アローズ。かなりのお値段でした。
     ところが、デニムはもちろん、インコテックスのような普通のパンツにもミスマッチで、
     一度も着用しませんでした。
     今もタンスの中で新品のまゝ居候です。
     シフト先を探しているのですが、未だに見付かりません。困ったものです。
     いずれ”燃えないゴミ”になるのでしょうか?


      
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 やるしかない夏!!    ☆附☆ ミニ・ぎゃらりー 第2弾

2009-08-01 | 本日の○○
     

     8月です!!
     真っ青な空、ギラギラ照る太陽!!
     そんな夏に似合うのは、やっぱりスポーツですよね。

     「やるしかない夏」のキャッチフレーズで{世界水泳ローマ2009}が開幕されています。
     男子100㍍背泳ぎで、古賀淳也選手が金メダルを獲得しましたね。
     おめでとうございます。

     じっとしていては何も始まらない。まずは行動を起こさなければいけません。
     
     7月は「去年と違う夏」でした。でも、そんなのもう古いですよ~。
     「やるしかない夏」です。
     ただただ「明日」へのパドリングのみです!! 


 ☆中野 浚次 ミニ・ぎゃらりー 第2弾 


     前回のミニ・ぎゃらりーが好評だったようで、第2弾をお届けします。
     また、見てやってください!!

     JR新神戸駅近くの、とあるホテルで朝食会があり、少々早く着いてしまいましたので、
     心のリフレッシュを兼ねて、新神戸駅の南側にある布引の滝周辺を散策してきました。
     緑のハイキングコースを歩いていくと、マイナスイオンが躰中に染みわたった気がしました。

     布引の滝は上流から「雄滝」、「夫婦滝」、「鼓、「雌滝」という4つの滝があります。
     日光の「華厳の滝」、和歌山の「那智の滝」と共に日本三大神滝とよばれいるそうです。


        

        「雄滝」は高さ43㍍、滝壺面積430㎡、深さ6㍍。
        滝の横には5ヵ所の甌穴があります。
        それが龍宮城に続いているそうです(←ほんまかいな?)。
        これは伝説でございます(笑)。

     
       

       「雌滝」は高さ19㍍。
       JR新神戸駅のすぐ南側に「雌滝 ここから徒歩5分」と案内板がありました。


       

       


       「夫婦滝」は高さ9㍍。
       雄滝のすぐ下側の滝でございます。



       

       画像は「鼓滝」。高さ8㍍。
       余談ですが、幼少のころ鼓を習いたいと思いました。
       そして、歌舞伎座の舞台に出たいと夢を見たことも。


 

 

       六甲山の麓を流れる生田川の下流(布引渓谷)。
       森林浴ができる恰好のスポットですよ。

       本日はありがとうございました。

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