デパ地下で新鮮な「さざえ」があったのでゲット。
さっそく今晩は好物さざえの壺焼きです。
コンロに座るさざえは、初めはおとなしかったが、次第にぷくりぷくりと泡が立つ。
やがてふつふつと煮えたぎって渦を巻く。
あふれ出た汁が真っ赤に熾った炭火に落ちてジュッと白煙があがる。
醤油の焼け焦げるうまそうな匂いが強烈に鼻をつきます。
ようし、そろそろだ!!
コシのある歯応え。 ほろ苦い磯香。 しょっぱい醤油。
竹串で中身をひねり出すのですが、うまくいくとき、失敗することもしばしば。
海の匂いや汐の香りを忘れてしまったいまの人間。
、磯の香が誘ってくれるひとときです。
←活きのよい「さざえ」をたべさせてくれるお店が東京・品川にある。
大衆割烹「牧野」だ。
ご存知でしょうが昔から品川沖は絶好の江戸前の魚場。
「牧野」にある水槽には毎日届く江戸前の穴子、鯵、蛸が泳ぐ
この店でたべた「さざえのつぼ焼」の旨かったこと!!いまも忘れない。
カウンターにコンロがどんと置かれて黒ずんだ網でさざえが焼かれる。
キリリと苦み走ったさざえの壺焼は江戸っ子職人好み。しかも茶碗酒でキュッとやるのがよく似合う
この店の近くに年一回公演される芝居の小ホールがある。
昨年は震災で見に行けなかった。
ことしはぜひ行って見たいと思っているのだが・・・・。 そして「牧野」へも