団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

ネットにおける匿名性に思うこと

2020年11月15日 | 言葉

ネットを見てると匿名性が高い場所ほど妬み、羨望、怒りの感情

が潜んでいるといえる、だから妬み、羨望、怒りとは実名では見

せたくない感情なのかもれない。

 

成功した有名人や政治家や芸能人の不祥事、昨今の不倫疑惑など

このときとばかりに正義を振りかざし徹底的にたたく、特に2チ

ャンネルなどはどちらかというと良い点を無視し悪い点ばかりを

探し、あらさがしに時間とエネルギーを費やしてると言える。

 

そういう意味ではネットは欲望がむき出しになり、たやすく匿名

書き込むことが大きい、匿名から恥の意識が希薄になり羨望や

妬み、怒りがむき出しになり過激な表現になる、そして拡散す

ペースが非常に早い、ネットが出現する前には間違いなく想像

きないことであったことは間違いない。


言葉を引き出す相槌の難しさ

2020年08月13日 | 言葉

人間は言葉で理解しあうもの、それではどんな言葉が大切かという

と「言葉を引き出す相槌」 である、よく私たちは相手の話を聞き、

「わかった」とうなずく、その時相手は本当にこの人、わかったん

だろうか、口先だけの言葉ではないだろうか?と思ったりすること

はよくあることである。

 

それでは「わかった、わかった」と強めに二度いうのはどうか?と

いうとこれは逆にあまり信用されないという、一番は「わかるよう

な気がします」と言うと相手は言葉を多くし、コミュニケーション

としては効果があるという。

 

しかしこの答では相手にとって物足りないのではと思ったりする、

私としては「それは〇〇ということですね」といったほうが効果が

あるような気がする、それは相手のいったことに対して最低限の情

報と知識が必要になるけれど効果は期待できると思う、ただ言葉を

引き出す相槌は難しいことは確かである。


最高の褒め言葉とは

2020年05月19日 | 言葉

言われて嬉しい褒め言葉、例えば、信頼してます、尊敬してま

す、価値観が一緒です等、人それぞれ違うかもしれない。

 

脚本家の大石静さんがいわれて嬉しいという最高の褒め言葉は

「大石さんは明日も会いたくなるような人ですね」今日会って

も、また明日も会いたくなる、そんな風に思われるのが理想だ

と数年前雑誌のインタビューで語ってた、その言葉がいまだに

象に残ってる。

 

現実には男女の関係で恋愛初期にはありうるかもしれないが、

般的には同性、異性でもそこまで思える人に巡りあうことは

稀有なことである、だからこそ「〇〇さんは明日も明日も会い

たくなるような人ですね」と言われることは最高の褒め言葉

ような気がする。


謝ることはむつかしい

2020年05月11日 | 言葉

ありがとうと感謝の言葉をいうよりも、ごめんさいと謝ることは

むつかしい、なぜなら自分の過ちを認めなくてはならない、人間

はなかなか自分に非があると思いたがらないものだ。

 

最近企業などの不祥事などの謝罪会見を見ると謝ることのむつか

しさを感じる、特に企業のトップや政治家となると普段謝ること

になれてないせいか、とりあえず謝る、深々と頭を下げまずは謝

ると言う感じである、原因追及、非に対しての謝罪、再発防止に

ついての言及があっていいはずなのに誠実さが感じられない。

 

根底に苦悩と誠実さがない謝罪は人の心を動かさないことは明白

である、わたしたちの人間関係でも誠実さのない謝罪は相手の心

に伝わらない、ありがとうとごめんなさいはコミュニケーション

の潤滑油、むつかしいかもしれないが謝る気持ちは日常生活の

中でも大切だと思っている。


「みんなが言ってますよ!」とはどれだけの人数?

2020年04月03日 | 言葉

私たちが知り合いの人数をあげろと言われたらどれだけいるだ

ろうか?せいぜい50人を超えることはないような気がする、

家族、学生時代の仲間、職場の仲間、近所、取引先、それでも

定年退職すると間違いなく激減してしまう。

 

そして私たちの日常のなかで「みんな」という言葉、誰もが聞

いたことのあるフレーズ「みんなが言ってますよ!」果たして

どれだけの人数だろうか?学生時代、会社員時代、近所等、そ

れぞれの場面での「みんな」はクラスのほんの一部、職場のほ

んの数人、近所の数人、その程度である、それでも「みんなが

言ってますよ!」という。

 

中には「みんなが言ってますよ!」の正体を探って見ると言っ

た本人一人だけだったということだってよくあることだ、いず

れにしても私たちが言ってる「みんな」は大した人数でないだ

けにその言葉に振り回されないことが大切だと思う。


94歳女性のラストメッセージ「いっしょうけんめい生きてください」

2019年02月27日 | 言葉

掲示板「発言小町」で2014年発言小町大賞の選ばれた素敵な

トピックスを見つけた、投稿主の義母は94歳で亡くなり、四十

九日の法要を済ませ遺品の整理を始めたところ義母が大切にして

いた着物の中からたくさんの封筒が出て来た。

 

家族一人一人に宛てた手紙で、中には小さな便箋が、そこには拙

い字でただ一言、「いっしょうけんめいいきてください」とだけ

書いてあったという、投稿主は苦労人だったが気丈で明るく優し

い義母が「一生懸命生きていれば、必ず良いことは起こるよ」と

口癖のように言っていたのを思いだし、「きっと義母は94年間、

本当に一生懸命生きてきたのでしょう、そして、受け取った者た

ち全員に義母の思いが伝わりました」と綴られた内容であった。

 

精一杯生きてきた義理のお母さん、死期を悟り、必死の思いで感

謝の気持ちを込めて書いた「いっしょうけんめいいきてください」

残された家族にとって究極のラストメッセージであり最高のプレゼ

ントだったと思われる。

 


メールで伝えるむつかしさ

2019年01月14日 | 言葉

携帯がない時代は固定電話、もしくははがき、手紙が伝達手段だ

た、今ではメールがあり便利になったものだ、ただ電話で話す、

もしくは会って話せば簡単に理解できることがメールでは伝わり

にくい。

 

相手のリアクションがない限り反応がすぐわからない、又毎日メ

ールのやりとりがあろうとも相手の言葉に感情がこもっていなか

ったら関係は深まっていかない。

 

特にメールは表情や声による感情がつかめない、そこに感情表現

がなかったら事実以外は伝わらない、それなら電話で声を聞いた

ほうが相手の心理が伝わってくる場合があるような気がする。


言葉には人の心を動かす力がある

2018年11月04日 | 言葉

言葉はどんな時にどんな局面でどんな思いで使うのかそれがすべ

てである、丁寧な言葉づかいがかえって空々しく響くこともある

し、乱暴な言葉が迫力となって相手の胸に迫ることがあるもので

ある、そう考えると言葉には人の心を動かす力があると言える。

 

 

もしふさわしい言葉が見つからなかったら、何も言わなくてもい

い、ただ相手の話に耳を傾けるだけでもいい、相手との信頼関係

があれば許されるはずである、言葉は宝物、心がこもっていれば

暮らしの中にささやかな喜びや充実をもたらす、時には生きる力、

生きる支えになると思っている。


イチローの言葉へのこだわり

2017年06月17日 | 言葉

一昨年1月29日大リーグマーリンズに移籍した際の入団会見でフ

ンへのメッセージを求められ「これからも応援よろしくお願いし

す…とは絶対に言いません、応援していただけるような選手であ

ためにやらなくてはいけないことを続けていくこと」 といったあ

きたりの言葉でなくイチローの個性が表れている。

 

またトヨタの豊田社長との対談で「言葉へのこだわり」のテーマで

次のように語っている、「自分が思っている感覚を表現するのに的

確な表現、言葉が欲しいのでいつも探している、いいこと言ってる

けど伝わらないという人は結構いて、そういう人は頭で理解してる

人、自分の中から生まれてきていないからなんとなく薄っぺらく感

じる、わかりやすい誰もが理解できる言葉で表現したい」と言葉の大

切さ、そして言葉こそ人間の表情であることをを力説している。

 

イチローの名言といわれた言葉のなかで個人的に好きな言葉を列挙し

てみました。

■ やってみて「ダメだ」とわかったことと、はじめから「ダメだ」と

 いわれたことは違います。

■ しっかりと準備もしていないのに目標を語る資格はない。

■ 夢は近づくと目標に変わる。

■ 小さなことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつ

 の道。

■ 少しずつ前に進んでいるという感覚は人間としてすごく大事。

 


同じ感覚を持っている人とつながりたい

2017年05月20日 | 言葉

「同じ感覚を持っている人とつながりたい」この言葉はNHKのBS

「100年インタビュー時は待ってくれない、アーティスト小田

和正」のなかで小田さんが語った言葉である。

 

自分の音楽に対し、女々しくしか聞こえないという人もいる一方、

ありふれた言葉で伝えるメロディーに懐かしさを覚え、共感して

くれる人もいる、そんな人たちのためにも頑張りたいという内容

であった。

 

「同じ感覚を持っている人とつながりたい」この言葉は、なぜか

共感でき、私のなかでは心地よい響きがあり、生きていくうえで

大切なことだと思っている。

 

なぜブログをやってるんですか?と聞かれたとき、私のブログは

コメントを閉じてるので言葉のキャッチボールはない、それでも

もしかしたら、いやきっと「同じ感覚を持っている人とつながり

たい」そのために続けてるのかもしれない。