現在認知症で行方不明になる人が年間1万8千人、ほとんどが
1週間以内に発見されるが行方不明になったまま死亡して発見
される人が500人前後で推移してる、その中には用水路に転
落して溺死してるケースも多いといわれてる。
突然家や高齢者施設から居なくなる、認知症でも足腰が丈夫で
あれば、徘徊する症状があるだけに家族は心配である、実際行
方が分からなかった高齢者が高齢者施設で5年以上保護されて
たケースを医師の久坂部羊氏が著書で取り上げてる。
TVで家族と感動的な再会、視聴者は「よかった」で終わるが、
家族にとっては5年間かかった施設の費用の支払い、そして
その日から自宅介護が始まると言う現実、プロの介護とちが
って本人の快適さは減るだけに本人も家族も厳しい現実と向
き合わなければならない、それでも運よく発見された人はい
いけどいまだに見つからない人はどうしてるのだろうか?
家族の気持ちを考えると心が痛む。