団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

人とのつながりを考える

2023年02月17日 | 人間関係

自分の思いや考えがそのまま100%相手に理解されることは

難しい、だからそういう前提で人とのつながりを考えたほうが

いい場合がある。

 

たとえば家族、友人など、どんな親しい人でも自分とは違う、

だから他人への期待が過剰であればあるほど、それが叶わなか

った時の失望感は大きいものだ。

 

実際自分と価値観が似てる人はいるけれど同じということは

まずない、そのことをスタートと考えれば、相手の考えが違

ったとしても素直に受け入れることができると思っている。

 


人生の豊かさとは

2023年02月16日 | 老後の生き方

素晴らしい仕事や業績を残すこと、社会的な名声、経済力を得

囲の人から愛されること、会社から評価され、上司や部下

からの信頼も厚く、誰からも尊敬の念を抱かれてること、愉快

な仲間たちに囲まれ充実した仕事人生を送ること、よき妻、よ

き子供たちに恵まれて幸せな家庭を築くこと、人のために尽く

すこと、知識や教養を身につけ自分を磨くこと、挙げていけば

キリがない。

 

 

確かに理想的な生き方であり豊かな人生なのかもしれない、し

し古希を過ぎて振り返ると、こんな生き方は正直できなかっ

た、思いどうりにいかないのが人生、もしこれがいい生き方、

豊かな生き方というものがあるならばそれぞれの人の心にある

思いかもしれない。

 

 

私が思う豊かな人生は毎日のちょっとしたことに喜びや感動が

えるかどうかだと思う、そのことがその人の人生の豊かさ

にかかわってくるものと思っている。

 


群れずにつながる生き方

2023年02月15日 | 老後の生き方

会社という組織を離れると群れから孤立しているように見える

もしれない、しかし本人は自分自身でいられるという意味で

は案外、孤独を感じることはないものである。

 

私自身、定年退職してもうすぐ12年、今はどこにも属さない、

ぶりに会う知人、友人とは、つかず離れずの関係、ほどよ

い距感を保って相手の人生に過度に立ち入らず、相手がいい

たくなそうなことは聞かない、この姿勢は会社にいた頃も今

も変わらい。

 

群れの価値観よりも自分の価値観を信じ、群れずにつながる、

そんな生き方が自分に一番しっくりしてる気がする。

 


老後の居場所とは

2023年02月14日 | 老後の生き方

過ごす時間の多い場所といえば、子供時代は家庭、学校、就職

ると職場、結婚すると職場と家庭が中心になる、定年退職後

は仕事を失くした喪失感に加えて地域や家庭での居場所づくり

という課題に向き合うことになる。

 

ただ本当の居場所は過ごす時間の多い場所ではなく自分にとっ

居心地がよく、寂しくない場所であると思う、その居場所は

人それぞれ違うし時間の経過によって変わることもある。

 

友人との飲み会、夫婦の会話、孫とのふれあい、庭の手入れ、

ルフをしているとき、犬の散歩、旅行をしているとき、音楽

を聴いたり本を読んだりしているとき、パソコンの前にいると

き、挙げればいくらでもある。

 

ただ自分の居場所は人の真似をするものでもないし見栄を張る

のでもない、得てして他人と比較して自分の場所を見失うこ

とがある、そうならないためにも自分の気持ちに正直に生きる

ことこそ大切な気がする。


人生は忍耐と思う時

2023年02月13日 | 老後の生き方

人生には思うようにならなかったこと、悔しかったこと、つら

かったこと、悲しかったこと、数えあげたらキリがない、しか

しそういうことは誰にもあることだし、人生とはそういうもの

かもしれない。

 

誰でも仕事や人生において悪条件ばかり重なり、突然窮地にお

ちいることがある、それは自営業であってもサラリーマンであ

っても主婦業であっても誰にもおこりうることだ、長い人生平

穏に過ぎればいいがそうはうまくはいかないものだ。

 

生きるということは夢のような世界でもなく地味で単調でなに

より忍耐を要する、齢を重ねるとつくづく人生は忍耐、そう思

う今日この頃である

 

 


人間はひとりひとり違う

2023年02月12日 | 生き方

人は生きてくうえで心の中に葛藤、不安、とまどい、自己嫌悪

抱えている、日常は楽しいことばかりでなく誰もが難題を抱

えながら今日を明日へつないで生きている。

 

人間はひとりひとり違う、それぞれ別の人生を歩んでる、似て

ようで育ちも環境も違う、同じことをしても楽しいという人

もいればつまらないという人もいる、いわゆる価値観は似てる

ようで違う、だから人に誤解されても褒められてもけなされて

も、私はあまり一喜一憂しないようにしてる、そもそも人に正

確に理解されることなど、なかなかないと思っている。

 

人に対して期待しすぎない、他人をあてにしない、他人を変え

うとしない、人から受けた恩は忘れない、そし自分がされ

ていなことは人にしない、人間関係で私が気をつけてること

である。


自分だけの世界は宝物

2023年02月11日 | 老後の生き方

他人から全く理解されなくても自分ひとりで熱中できてひとり

楽しむことができるものを持ってることは心強い、いわゆる

自分だけの世界、自分だけの価値観を持っことは安心感につな

がる。

 

私が若い頃はいつでも本や音楽が身辺にあった、私に影響を与

た本や音楽、それが出発点だった、いまだに自分にとっての

よりどころである、ささやかな自分だけの世界、半世紀たって

も変わらない宝物である。

 

読みたくなる本と聴きたくなる音楽があるだけで日々の景色が

く変わるものである、自分だけの世界を持てたときの安心

があってはじめて自分を取り戻し、人間らしくなれると信じ

いる。


運がいいことに私はまだ生きている(再投稿)

2023年02月10日 | 生き方

運がいいとか運が悪いとかその繰り返しを人は送っている、そ

して選択の違いによってその後の運命が大きく変わることがあ

るのが人生である。

 

進学、就職、結婚、そして40年間のサラリーマン生活を終え

るまでは私にとって人生は選択の連続だということを痛感した

ものだ、楽しいこともつらいこともあったけど、良い事も悪い

こともプラスに受け取る、マイナス思考はなんとか打ち消しな

がら生きてきたような気がする。

 

運がいいことに私はまだ生きている、人生が終わったわけでは

ない、それでもいつか死んでいくことだろう、それまでは、さ

さやかな希望と感謝の気持ちを胸に淡々と生きていくつもりだ。


68歳男性の投稿記事「リタイヤしても友達」

2023年02月09日 | 人間関係

68歳男性の新聞の投稿記事「リタイヤしても友達」は心温ま

る内容だった、会社員で3年前にリタイヤしたが入社時には同

期が100人いたが今だに親しく付き合いがあるのは二人の友

人、そんな二人に絶対絶命のピンチを救われたエピソードだっ

 

50歳のときに心の病を患い、1年8ヵ月休職、当時会社では

2年以上の休職を認めないため退職しなければならなかった、

そんな時離れていった同期が多い中で二人は何度も喫茶店で話

を聞いてくれ励ましてくれた、お蔭で復職でき65歳まで勤め

あげる事が出来たという感謝の言葉が書かれていた。

 

よき友と陰ながら支えてくれたよき妻に恵まれ自分は幸せ者だ

という男性、サラリーマンの悲哀と熱い友情、私の会社員生活

と重なるものがあり共感できた記事だった。


コロナ禍でわかった当たり前の幸せ

2023年02月08日 | 新型コロナ

人は不幸になって初めて何が幸せなのかを知る、つまり人は不幸

にならないと何が幸せなのか、また幸せとはどういうものなのか

わからないということになる。

 

病気になって健康のありがたさを実感する、コロナ禍によって当

たり前だったことが本当は恵まれていたと実感した、しかしコロ

ナ禍前がハッピーだと思って暮らしていただろうか?そんなこと

はない、当たり前の幸せを失って初めて気づいた人が多かったは

ずである。

 

人間なんて傲慢な生き物だからコロナ前の生活にもどって、その時

は幸せを実感するだろう、でも時間がたちその生活が当たりまえに

なってしまう、それだけ幸せなんてささやかで一瞬のものかもしれ

ない、だからコロナが収束したらこの閉ざされた3年間を忘れない

ことだ、そして日々の当たり前に感謝することを忘れないでいたい。