安全保障関連法が今日未明に成立しました。
テレビでは連日違憲だ、徴兵制だと煽り
連日反対デモの様子を報道し、反対する人の多さを強調していましたが
あれこそ偏向報道だったのではないでしょうか。
ところで戦後70年、日本は本当に平和でしたか?
国民の命は守られてきましたか?
国民の財産は守られてきましたか?
中国、韓国、北朝鮮、ロシア(ソ連)に脅かされてきたことを、
そしていまだ解決していない事を、多くの国民は知っているでしょう。
それらの問題に加えて、最近もサンゴ礁や東シナ海の油田開発などが、
更には南シナ海での中国の横暴な行いも明らかになっています。
日本はこれらの事を解決できないのは臆病だからですか?
政府が国民の命や財産を軽視しているからですか?
日本が危険に晒され、資源を奪われている現実。
これらの現実から目を背けている多くの人達。
「戦争反対」 や 「平和を守れ」 と絶叫しても何も変わりません。
憲法違反だから、このままでいい。
憲法違反だから、近隣国の脅威に脅かされていても仕方がない。
違憲だと言っている人達は諦めているのでしょうか。
戦争になるぐらいなら、武器を捨てて殺された方がいいと思っているのでしょうか。
戦争になるぐらいなら、この国が侵略されてもいいと思っているのでしょうか。
今の憲法では凶暴で野蛮な近隣諸国に太刀打ちできません。
彼らに舐められ、資源を盗られ、国民を拉致され、領土まで盗られているのです。
要するに相手国を威圧し、ちょっかいを出したら火傷する、そう思わさないといけないのに
舐められっぱなしなのです。
慰安婦問題や世界遺産騙し討ちも日本という国は仕返しをしないから大丈夫、
そういう発想もあったのではないでしょうか。
相手をビビらせないと負けます。
何も戦争だけが戦いではありません。
相手の無法振りを思いとどまらせる事も必要です。
何かあったら反撃できるよう普段から備えるべきなのです。
その為の法整備です。
2年前にはアルジェリアで人質事件もありました。
尖閣諸島沖漁船衝突事件では中国はレアアース輸出禁止や
法人企業社員を拘束した事件もありました。
これらの事件が安保法制があれば防げたのか、
また救出に行けたのかは私にはわかりません。
しかし万が一の時、法整備が遅れているが為に国民の命が救われない、
そんな事が起こるとも限りません。
現行法では十分ではない。
今の憲法解釈では国民の命と財産を守れない、
そう思っている野党の国会議員もいるでしょう。
安保法案が憲法違反だと叫ぶより、より良いものにするにはどうすればいいのか
政府提案の法案に不備があるなら、それを指摘し対案を示すべきでした。
そしてそれについて議論すべきだったのです。
あれこれ重箱の隅をつつく様な質問、
クイズを出す様な質問では建設的な議論にはなりません。
今のままでは不備だからこその安全保障関連法です。
もしも政府案に抜かりがあると言うなら、それを指摘し、
そして改善するのが筋です。
憲法学者は憲法の専門家でも、軍事や防衛の素人です。
違憲だからと、法整備を怠っていたら、もしもの時には間に合いません。
ここ4,5年で日本を取り巻く環境が厳しいものになった事は多くの国民は知っています。
それに対応するには憲法改正では時間が足りません。
憲法9条そのまま読めば、自衛隊も違憲になります。
しかし国を守る為 憲法解釈を変更し今の自衛隊があります。
憲法解釈変更で集団的自衛権が容認できるのなら
今回の安保関連法を支持します。
反対している人達はもっと現実を見るべきではないでしょうか。
(参考)
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
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