自民、改憲議論再開狙う…民主は応じる気配なし
09月23日 17:41
安全保障関連法の成立を受け、自民党は秋の臨時国会から、衆参両院の憲法審査会で憲法改正に向けた与野党の議論を再開させたい考えだ。
早ければ2017年の通常国会での発議を目指している。ただ、安保関連法の国会審議で「憲法論」を巡って与野党が激しく対立した後遺症もあり、冷静な憲法改正論議が行われるには時間がかかりそうだ。
安倍首相は9月の総裁選の公約に当たる「所見」で、「時代が求める憲法へと改正を目指し、国民的な議論を深める」と明記した。自民党は優先的な改正項目として、幅広い合意を得やすい〈1〉災害時の緊急事態条項〈2〉環境権などの新しい人権規定の追加〈3〉財政規律条項を掲げている。
だが、野党第1党の民主党に議論に応じる気配はない。岡田代表は関連法成立後の19日未明、国会内で記者団に「憲法違反の法律が出来てしまった。それを正すには安倍政権を倒さなければいけない」と述べ、今後も関連法の「違憲性」を追及し続ける考えを強調した。党内には「憲法を軽んじる安倍政権が続く間は改憲の議論はしない」(幹部)との声が強い。
憲法学者は憲法を忠実に研究する学者。
政治家は国民の利益を第一に考える国家公務員。
安保関連法では集団的自衛権が合憲か違憲かに議論が集中した。
憲法学者の多くは違憲だと言った。
そのなかでも反自民の急先鋒の小林節氏は違憲だと言った。
ところが・・・・。
ところがこの小林節氏は9年前集団的自衛権を認めると言い
それも解釈は政治の責任で変更できるとも言っている。
更に2年前にも至極真っ当な意見を述べている。
この発言をマスコミはしっかり小林氏に問い質すべきだと思う。
なぜなら、国民がこの法制に反対する大きな理由は
「憲法学者が違憲だと言っているから」 だ。
その憲法学者が2年前には合憲だと言っていた事実を国民は知るべきだと思う。
そして なぜ正反対の事を言うのか、と問い詰めてもらいたい。
また小林節氏は「違憲だから、憲法改正したらいいじゃないか」とも言っていた。
政治家はどうだろう。
野党第一党の民主党岡田代表は違憲だと言っている。
だけど憲法改正は反対だと言う。
違憲だと言うなら憲法改正だと言う筈だが違うらしい。
かつては岡田代表も野田元総理も小沢一郎も集団的自衛権を認めるべきだと言っていた。
他にも民主党議員の中にはそう考える議員も多いだろう。
それが自民党の提案だから、
自民党に賛成するのは嫌だからと
共産党や社民党に同調し、シールズという軽薄な若者集団に擦り寄る情けなさ。
政治家としてのプライドを捨ててしまったのか。
国益を第一に考えるべき国会議員なら憲法改正をめざし議論すべきだ。
昨今の緊迫した世界情勢、東アジア情勢を考えればもっと真剣に考えてもらいたい。
国会議員は野党であれ、与党を倒す事を第一に考えるべきではない。
まずは国益を考えるべきだ。
それが国会議員としての務めだと思う。
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