関係者によると、非公開の自民県議団総会で県連幹事長の天野学県議が、平沼氏側から「残された政治生命を自民党で全うしたい」として復党願が今月15日に提出されたことを報告。復党要請が全会一致で了承されたという。
要請文は橋本岳県連会長(衆院岡山4区)と天野氏の連名。天野氏は取材に「平沼氏は自民党に大きな貢献があり、日本を代表する保守政治家。思いに応えるのが信義だ」と述べた。
夏前から水面下での調整が進められていたが、自民が10月初めに次世代の園田博之氏(衆院熊本4区)の復党に関する会合を予定していることから、タイミングを合わせたとみられる。
平沼氏は旧衆院岡山1区で1980年に自民公認で初当選。運輸相、経済産業相などを務めたが、2005年に郵政民営化関連法案に反対して同年の衆院選後に離党。たちあがれ日本、太陽の党、日本維新の会を経て、14年結党の次世代で党首に就いた。当選12回。
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