辺野古取り消しに菅氏「瑕疵はない」 島尻氏「危険除去に水差す」
06:14
【東京】菅義偉官房長官は13日の会見で、翁長雄志知事が名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を取り消したことに「沖縄や政府関係者の普天間飛行場の危険性除去に向けた努力を無視するもので非常に残念だ」と県の対応を批判した。その上で、「承認には瑕疵(かし)はない。移設工事を進めていくことは自然なことだ」と述べ、あらためて新基地建設への意欲を示した。
中谷元・防衛相は承認取り消しを不服として公有水面埋立法を所管する国土交通相へ審査請求と執行停止を求めることについて「行政不服審査法は不服申し立てができる対象を国民に限定せず、不服がある者に広く申し立てを認めている」と述べ、防衛省として申し立ての適格性があるとの認識を示した。
審査請求をめぐっては、同じ政府機関の国交相が審査することに県や識者から「公平ではない」との指摘がある。だが中谷氏は「埋め立て承認は一般私人と同様の立場で受けた」とし、国が「私人」の立場で不服を申し立てる手続きに問題はないとの考えを示した。
島尻安伊子沖縄担当相は「普天間飛行場の危険性除去に水を差すようなことになれば非常に残念だ」と指摘。一方、振興策への影響については「悪影響はないと思う」と否定した。
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辺野古移設は、普天間飛行場の危険性除去と
それに伴う基地負担の軽減だったはず。
1996年の辺野古移設日米合意からもう19年も経った。
移設には最低でも5年、辺野古完成には9年かかると言われているから
計画通り着々と進めてもらいたいのに、民主党政権で風向きが変わってしまった。
それも無責任で現実を知らないルーピー鳩山の所為で。
鳩山は県外だ、国外だと沖縄県民に期待させ、そして煽った。
しかし政治的に無能な鳩山は「学べば学ぶほど海兵隊の抑止力がわかった」と
これが首相の言葉かと思う素人発言で辺野古移設が妥当だと認めた。
ところがそこはルーピー。
政界を去ってから「やっぱり県外だ」と恥知らずな発言。
マスコミ報道だけだと、あたかも与党だけが辺野古移設を容認しているとの印象だが
(次世代の党も容認?)
民主党は辺野古移設容認している。
であるから、民主党の愚策、迷走政権はもっと責任を感じ、
辺野古移設を沖縄県民に説くべきではないだろうか。
それが政策失敗を仕出かした民主党の責務だと思う。
民主党のHPを見ると、
2010年10月には既に辺野古移設を容認。
2013年12月に仲井真知事が埋め立て承認をした事について
「普天間基地の早期の使用停止に向けて私どもは野党ではあるが後押しをしていく」
2014年9月の記者会見の質疑でも
「苦渋の選択として辺野古移設以外の選択肢はなかなか難しいということを党として決めた。」
3年3か月も政権を執っていた民主党ですから、
辺野古移設がどれだけ重要なのかわかっている筈。
最近では もっと県民の声を聞くべきだと言っていますが、
無責任な「最低でも県外」発言をしたのですから、
もっと沖縄県民を説得すべきだし、もっと民主党は辺野古移設を推進すると
公表すべきではないでしょうか。
安保法制では 人気にあやかろうと軽薄にもシールズに擦り寄った民主党。
そのシールズは今や、辺野古移設反対を言っているようです。
また野党共闘を呼び掛けられた共産党は辺野古移設反対です。
そう考えると、民主党は軽薄で、責任感も無し、主義主張も無し
そんないい加減な政党だとよくわかります。
少なくとも政権担当時の失敗を自力で清算すべきではないでしょうか。
現政権に後始末を押し付けるのはあまりにも無責任です。
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