TPP大筋合意…交渉5年半、巨大経済圏誕生へ
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読売新聞 【読売新聞社】
(読売新聞)
【アトランタ(米ジョージア州)=横堀裕也、辻本貴啓】環太平洋経済連携協定(TPP)交渉に参加する12か国は5日朝(日本時間5日夜)、共同記者会見を開き、交渉が大筋合意に達したとする声明を発表した。
2010年3月に始まったTPP交渉は5年半を経て終結し、世界の国内総生産(GDP)の約4割を占める巨大な経済圏が誕生することになった。
記者会見に先立ち、甘利TPP相は記者団に「TPPは21世紀型のルール、貿易のあり方を示す大きな基本になる。この基本は世界のスタンダードになっていく」と意義を強調した。議長役のフロマン・米通商代表部(USTR)代表は記者会見で、「成功裏に妥結したと発表できることをうれしく思う」と述べた。
TPPは安倍首相の経済政策「アベノミクス」の柱の一つ。発効すると、域内でのモノや人材、サービスのやりとりが盛んになり、経済が大きく活性化することが期待できる。日本は少子高齢化で国内市場が縮小に向かう中、米国や新興国の需要を取り込み、新たな成長のよりどころとする。
TPPは2005年6月にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4か国間で調印。
2006年5月に発効だそうです。
その後、2010年3月にアメリカ、オーストラリア、ベトナム、ペルーが加わり
第1回の拡大交渉会合が開かれ、同年10月にはマレーシアも加わっています。
日本はというと、2010年11月APECで菅首相が正式に参加表明したようです。
このAPECでは菅氏が胡錦濤の前でメモを読むだけの不様な姿が印象に残っていますが、
民主党政権でTPP参加を表明していたんですね。
今回の合意を受けて民主党の細野氏は、
「日本だけが譲歩し過ぎだ。」
「国益に即していない!」と批判しているようですが
民主党から「国益」 という言葉が出るとは驚きです。
民主党政権時でも、今でも国益無視の政策、発言が多いですから。
譲歩し過ぎなのかどうか今のところ私にはわかりませんが
譲歩という概念が存在しない中国や韓国が加わっていなくてよかったです。
中国や韓国が加わっていたら、それこそ纏まるものも纏まらなかったでしょう。
因みにTPPは『環太平洋戦略的経済連携協定』の略だそうです。
ですから今後中国や韓国も加入する可能性があるとか。
民主主義が通用しない国、ゴリ押しの国は『連携』は無理ですし、
TPPが環太平洋地域での中国の締め出しになる事を期待したいです。
交渉途中で病気になられたのにも拘らず、
交渉に尽力された甘利さん、お疲れ様でした。
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