論評は「日本政府は独島(竹島の韓国での呼称)に対する不当で根拠のない主張を繰り返すことが、未来志向の韓日関係の構築に全く役立たないことを自覚すべきだ」と批判。「歴史的、地理的、国際法的に明らかに韓国固有の領土である独島に対するわれわれの主権にいかなる影響も及ぼさない」とし、「独島に対する日本側のどんな挑発にも断固対応していく」と主張した。***********************************************************************
韓国の竹島に対する姿勢は変わりません。
日本が竹島について真実を述べたらすぐ抗議してくるのはいつもの事です。
そしていつも韓国は感情的になり、命令口調なのが腹立たしいです。
昨日の聯合ニュース日本語版には外交青書の画像が載っています。
※追記:「韓国による竹島の占拠は不法占拠であり、国際法上何ら根拠がないまま行われている」
との文言を特に問題にしているようです。
韓国外交部 日本公使呼び抗議=独島の領有権主張で

そこで外交青書の詳細を知りたいと昨日調べてみました。
ところが竹島についての記述が見当たりません。
要旨は載っているのですが。
平成30年版外交青書(要旨)(PDF)
それではと、昨年の外交青書を調べると
平成29年9月26日付で公表していました。
という事は今年も9月にならないと詳細が分からないって事なのでしょう。
一昨年も9月に公表しています。
では、韓国は外交青書の詳細をどこで知ったのでしょうか。
外務省は在日大使館などを通じて外国には詳細を伝えているって事でしょうか。
国民は後回しで。
国民は海外発信の報道で詳細を知るのっておかしくないですか。
仕方がないので昨年9月に公表されている2017年外交青書を調べてみました。
竹島に関する事は次の通りです。
第1節 アジア・大洋州(PDF:3,355KB) (P27)
(ウ)竹島問題
日韓間には竹島の領有権をめぐる問題があるが、竹島は歴史的事実に照らしても国際法上も明らかに日本固有の領土であるという日本の立場は一貫している。日本は、竹島問題に関し、様々な媒体で日本の立場を対外的に周知するとともに※7 、韓国国会議員などの竹島上陸、韓国に よる竹島やその周辺での軍事訓練や建造物の構築などについては、日本として断じて容認できず、韓国に対して累次にわたり厳しい抗議を行ってきている※8 。日本は、竹島問題に関し、国際法にのっとり、平和的に解決するため、今後も粘り強い外交努力を行っていく方針である※9 。
※注釈
7 2008年2月、外務省は「竹島 竹島問題を理解するための10のポイント」と題するパンフレットを作成。現在、日本語、英語、韓国語、フラン ス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、アラビア語、ロシア語、中国語及びイタリア語の11言語版が外務省ホームページで閲覧可能。また、 2013年10月以降、外務省ホームページにおいて、竹島に関する動画やフライヤーを公開し、現在は上記11言語での閲覧が可能になっている。加 えて、竹島問題を啓発するスマートフォンアプリをダウンロード配布するといった取組を行っている。
8 2016年7月の文在寅 「共に民主党」前代表、8月の羅卿瑗 ナギョンウォンセヌリ党議員率いる韓国国会議員団計10人の上陸に続き、2017年1月25日には、 韓国の金寛容キムグァンヨン 慶尚北道知事が上陸。日本は、これらの事案ごとに直ちに、竹島の領有権に関する日本の立場に照らし受け入れられず、極めて遺憾 であることを韓国政府に伝え、徹底した再発防止を求めるとともに、厳重に抗議してきている。
9 日本は、竹島問題に関し、これまで3回(1954年9月、1962年3月及び2012年8月)、国際司法裁判所に付託することを韓国側に提案した。
昨年は「韓国による竹島の占拠は不法占拠」とのくだりがありません。
しかしこれは事実に基づいたものです。
韓国に批判されるものではありません。
韓国とは慰安婦問題、徴用工問題、そしてこの竹島問題で常に相反する意見の相違があります。
慰安婦問題も徴用工問題も日韓基本条約で解決済みですし
竹島に至っては韓国が武力で奪い取ったもので、その時多くの日本人が犠牲になっています。
この事実を私たち日本人は理解し、この問題で韓国にとやかく言われる筋合いはない事、
そして竹島を奪い返す為にはどうすべきかもっと考えるべきではないでしょうか。
この事について野党はどう考えているのか、聞きたいものです。
特に竹島については民主党政権では全閣僚が「韓国による不法占拠」との事実を否定しました。
上記事でも分かるようにこの事は一番韓国が嫌がる文言のようです。
では民主党政権は韓国に阿っていたのか、韓国系の民主党議員に配慮したのか、
そして今でもその考えなのかを岡田氏らに是非伺いたいものです。
※長尾敬氏のブログに「不法占拠」を入れた経緯が書かれています。
https://blog.goo.ne.jp/japan-n/e/d2aaddd671d5ac88b6704581b48d25f6?fm=rss