時事通信の5月の世論調査で、先の南北首脳会談や史上初めて行われる予定の米朝首脳会談が日本人拉致問題の進展につながるかを聞いたところ、「つながる」28.4%、「つながるとは思わない」58.8%、「分からない」12.7%だった。
北朝鮮による拉致問題に関し、安倍晋三首相はトランプ米大統領に米朝首脳会談で提起する確約を得るとともに、日朝首脳会談も模索しているが、解決に向けた期待値は低水準にとどまった。
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時事通信の世論調査で拉致問題が進展しないと答えた人は58.8%だったとか。
諦めている人が多いのか、北朝鮮は簡単には思い通りにならないという事なのか。
ところでこの世論調査の対象人数、回答数、回答率、等々示されていない。
固定電話なのか、携帯電話も含めているのかも。
人数によっては調査として信用も出来ない。
では時事通信社は拉致問題に無関心な人が多い原因は何かと考えただろうか。
またこれだけ無関心な人が多い事に危機感を持たないのだろうか。
国民の命が軽視されている。
セクハラやパワハラどころではない。
命そのものが脅かされているというのに、この無関心さは何だろう。
これもテレビが連日セクハラばかり取り上げているからか、
それとも拉致問題を話題になる日が少ないからか。
来月予定の米朝首脳会談の結果次第では、拉致被害者を取り戻せるかもわからない。
アメリカにばかり頼らず、日本として出来る事はないかとマスコミは考えないのか。
この世論調査でも国民の無関心さは露呈されたが、この結果を何とも思わないのか。
日本も拉致被害者を取り戻す為に、日本全体が声を上げているところを見せるべきだ。
無関心ではトランプ氏も拉致問題解決を訴えるにも力が入らないだろう。
ここは日本全体で盛り上がるべきだと思う。
軍事力で北朝鮮に圧力を掛けられないが、日本中の強い気持ちを見せつけられる。
拉致被害者を一刻も早く戻せ、との意思表示を国民全体ですべきではないだろうか。
その為にはマスコミの力が必要だと思う。
世論調査の結果を発表して終わりにせず、世論を盛り上げる為に貢献してもらいたい。