気になる事  blueのためいき

日々気になる事を記します。共感してくださる方もそうでない方もちょっと立ち止まって考えて頂ければ、うれしいです。

自民党・河合克行氏、米専門家と会談。非核化なければ軍事行動検討も?

2018-07-01 22:49:30 | アメリカ

非核化なければ軍事行動検討も 米専門家、北朝鮮に疑念

 会談相手は、オバマ前政権で駐韓米大使を務めたリッパート氏やヘリテージ財団のクリンナー上級研究員、下院軍事委員会メンバーのテイラー議員ら。会談では「北朝鮮は非核化に努力していると見せかけるため、巧妙に成果を小出しにし、トランプ大統領の歓心を買おうとするのではないか」と疑念を持つ専門家が多かったという。****************************************************************************************************

自民党の河合克行氏は度々訪米し、安倍政権の意向を米政権側に伝える重責を担っています。

今年3月、訪朝した韓国特使団は南北首脳会談や米朝対話について金正恩の合意を取り付けましたが

その時も河合氏は北朝鮮の非核化について日本の立場をトランプ政権関係者に伝えています。

【北朝鮮情勢】北の「非核化」約束を 安倍晋三首相が訪米中の河井克行氏に伝達指示 

 

今回も米国の専門家たちと会談し、北朝鮮の非核化の見通しなどについて意見交換をしています。

米側の意見は北朝鮮が非核化が進まない場合には制裁強化や軍事攻撃の検討も有り得るとの事。

 

ただこの専門家達がどれだけトランプ氏への影響力があるかという事です。

また意見が伝わったとしても、トランプ氏が真剣に考えなければ意味がありません。

特にトランプ氏は従来の大統領と違い、予測不能なところがあります。

政治家より経営者としての発想で判断する場合もあるので、側近たちがどれだけ頑張ってくれるか、

そしてトランプ氏はどれだけ助言を聞き入れるかです。

 

トランプ氏の言動が軽く感じる事も度々ですし、何を仕出かすかわからないという危うさもあります。

ですから、専門家たちの意見を何としても真剣に受け止めてもらいたいです。

 

北朝鮮が非核化をどの程度真剣に考えているか、またもや騙されるのではとの懸念があります。

トランプ氏が専門家の考えを真摯に受け止めてもらいたいです。

その場合、北朝鮮の態度次第では制裁の強化もあり得るのですから、

日本もまだまだ安心はできません。

 

安倍政権もトランプ政権の考えが伝染したのか、ここのところ楽観視し過ぎています。

まだまだ危険が去っていないのに、ミサイル避難訓練の当面の中止を決めたのは早計です。

北朝鮮を刺激したくないとの理由での訓練中止だそうですが、

避難訓練をすれば、米国の攻撃があるかもと北朝鮮を不安にさせる効果もあります。

その結果、北朝鮮もいい加減な事は出来なくなります。

北朝鮮は日本政府の動向、日本の世論やマスコミの報道を常に注視し分析しているのですから、

北を牽制する為にも避難訓練を簡単には中止してもらいたくなかったです。

 

因みに河合克行氏のFacebookでは米国専門家との面会について記しています。

https://www.facebook.com/kawaikatsuyuki/posts/972888636218391

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そこまで言って委員会NP

2018-07-01 21:13:38 | 動画


 


 

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6月30日(土)のつぶやき

2018-07-01 04:01:23 | 拉致問題
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拉致被害者奪還、全員か1人からでも救出か。

2018-07-01 00:42:41 | つぶやき

拉致問題、日朝合同調査を=田中均元外務審議官

【北朝鮮拉致】「1人からでも救出を」特定失踪者家族と調査会が方針

 家族会会長で大沢孝司さん=失踪当時(27)=の兄、昭一さん(82)は「政府認定のない失踪者の家族は『切り捨て』が一番の心配。救出が実現可能な被害者から救い出し、最終的に全員を帰国させていただきたい」と訴えた。

 政府認定の被害者家族会や、救う会は全員の即時一括帰国を求めているが、調査会の荒木和博代表は「当然の要求ながら相当な困難がある」と指摘。特定失踪者家族会とともに今後、拉致被害者全員の救出に向けた官民の情報収集強化を呼びかける一方、拉致事件の検証や北朝鮮向けラジオ放送の強化などを通し世論喚起に取り組むと強調した。************************************************************************************

特定失踪者問題調査会「1人からでも取り返すべき」

  06月29日19時27分 TBS NEWS 

北朝鮮による拉致の可能性が排除できない行方不明者の問題に取り組む特定失踪者問題調査会は、拉致被害者の即時全員一括帰国にこだわらず、「1人からでも可能なところから取り返すべき」と訴えました。

 安倍総理が日朝首脳会談の実現に意欲を示す中、拉致被害者家族や支援団体、国会議員からは、拉致被害者の即時一括帰国を求める声が強まっています。 

 こうした中、特定失踪者問題調査会は緊急の会見を開き、「拉致被害者の即時全員一括帰国にこだわらず、1人からでも、一刻も早く、可能なところから取り返し、最終的に全ての拉致被害者の救出を目指すのが現実的、かつ妥当な方向だ」と訴えました。 

 「もし、これ(即時全員一括帰国)にこだわると、逆に帰ってきた人が全てということにされて、残りが切り捨てになる可能性があると。これを特定失踪者家族の皆さんは非常に心配している」(特定失踪者問題調査会 荒木和博代表) 

 また、調査会は拉致被害者救出には北朝鮮での調査が不可欠とした上で、今後、官民合同調査団の結成に向けた準備を進めることを明らかにしました。 

 さらに、これまでの交渉で北朝鮮側が提示した拉致被害者・特定失踪者の情報など、明らかにできる情報は可能な限り明らかにすべきだと訴えました。**************************************************************************

 米朝首脳会談を受け、拉致被害者を取り戻す千載一遇のチャンスだと言われています。

2002年の小泉訪朝の時の様に、一部の被害者帰国で解決とされない為に

日本は全員帰国で初めて解決と言えるとしています。

しかし、拉致された人達は何人なのか、またどこに住んでいるのかもつかめていない今、

全員取り戻すと言っても、それは雲をつかむようなものです。

 

小泉訪朝の際の交渉役だった田中均氏は北朝鮮と日本とで合同で調査すべきだと述べていますが、

北朝鮮は厳しい管理社会ですし、拉致被害者はいわば北朝鮮にのカードのひとつですから

現在どこに住み、何をしているのか全て把握している筈です。

それなのに日本と合同で調査するとはあまりにも馬鹿げています。

 

ところで、拉致被害者家族には「政府認定の被害者家族会」と「特定失踪者の家族会」の

二つの家族会があります。

前者は横田早紀江さんや飯塚繁雄さん、有本嘉代子さん達で、即時一括帰国を、

後者の特定失踪者の家族会は一括全員帰国よりも1人からでも取り返し、

それを切っ掛けとして全員帰国を望むとしています。

またその場合、官民合同調査団の結成をし北朝鮮での調査が必要だとしています。

この事は青山繫晴氏も調査団派遣を主張しています。

具体的には看護師、警察、通訳などの合同チームを結成して北朝鮮に調査に入るというものです。

これはこれで、北朝鮮側が調査団を受け入れるのは難しいと思います。

 

拉致被害者全員を救出するのは最終的目的ですが、一括全員救出なのか、

まずは一人でもいいから救出し、最後のひとりまで諦めずに取り戻すかです。

 

「被害者全員を一日も早く取り戻す」

言うのは容易いが、実現するのは困難です。

どこまで政府は救出に向けて具体的に話を詰め、様々な場面を想定してシミュレーションしているか、

具体的に救出チームを編成しているか、実際救出の為の訓練をしているのかどうなのでしょう。

この事は一般国民に知らせる事は出来ません。

なぜなら北朝鮮に日本の手の内を見せる訳にはいかないからです。

水面下というか北朝鮮に知られず、秘密裏に進めなければなりません。

また、調査団派遣について政府はどこまで真剣に考えているのかですが、

具体的に調査団や救出チームの編成が済み、その具体的方法が話されていると信じたいです。

 

いつまでも米国頼りではいけません。

日本自らが救出の為に、北朝鮮に向き合うべきではないでしょうか。

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