「トランプ米大統領は、北朝鮮もベトナムと同じ道を歩めると信じている」
ロイター通信によると、ポンペオ氏は8日、訪問先ハノイでの講演で、かつて戦火を交えた米国とベトナムが関係を改善させたことに触れ、こう語った。
河野太郎外相らとの8日の会談後の記者会見でも「北朝鮮が約束を守れば、繁栄を助けていきたい」と明言した。だが、当の北朝鮮は額面通りには受け止めていない。北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長は7日の協議で「明るい未来は、決して米国がもたらしてくれるわけではないだろう」と牽制したという。
北朝鮮外務省は7日夜の報道官談話で「米側は完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)だの、申告だの、検証だのと一方的非核化要求だけを持ち出した」と指摘。「米側の態度は遺憾極まりなかった」とし、「非核化の意志が揺らぎかねない」とまで非難した。CVIDや核の申告、検証といった非核化に向けた主題をはねつけたのだ。
米朝が合意したのは、朝鮮戦争時の米兵の遺骨返還やミサイルエンジン実験場廃棄をめぐる実務者協議の実施。いずれもトランプ氏が、北朝鮮が既に着手しているとした措置で、進展というにはほど遠い。
逆に北朝鮮は「段階的同時行動の原則」を主張し、多方面の交流や朝鮮戦争の終戦宣言の発表に向けた協議を求めた。終戦宣言は象徴的意味が強いとみられているが、米朝が終戦を宣言し、交流を加速すれば、中国やロシアが国連に制裁緩和を働き掛ける上で、大義名分を与えることになる。
北朝鮮は、トランプ氏が中止を決めた米韓合同軍事演習について「全ての兵力を置いたまま、いつでも再開できる」と過小評価した。在韓米軍の縮小や制裁の緩和など次の見返りを期待する狙いが垣間見える。
一方で、トランプ氏への「信頼をそのまま保持している」とし、協議を維持する意思を示した。今後、北朝鮮が首脳会談でうたった信頼醸成を盾に要求を強めていく事態も想定される。***************************************************************************************
やはり北朝鮮は一筋縄ではいかない国でした。
あの米朝首脳会談から早やもうすぐ1か月というのに、何も決まっていないようです。
ポンペオ国務長官の手腕に疑問符がつきます。
また、トランプ氏と金正恩とが裏約束をしているのではと疑ってしまいます。
米国領に届くミサイル開発はしないし、ミサイル発射もしない、
だから、ここは穏便に。とか。。。
まさかと思いますが、米国が北朝鮮に取りこまれたのではないかとも。
北朝鮮はひねくれ者で、騙し、裏切りなど、平気です。
如何に相手を騙せるか、そして優位に事を進められるかを第一に考えている国です。
また疑心暗鬼というか、相手も騙してくるのではないかと常に警戒しているのですから
そこには信頼もありません。
今まで北朝鮮に何度も騙された事を思うと、また騙されるのではないかとこちらも疑います。
1か月経とうとしているのに、北朝鮮に誠意ある態度が見られませんし、
相変わらずの日本に対しての恫喝、そして米国を貶すような発言です。
米朝首脳会談以降、北朝鮮は米国に歩み寄っている様なポーズをとっているだけ。
そしてその雰囲気の中、中国が瀬取りなど制裁を緩めるような行動を取り、
ロシアも北朝鮮と融和的態度に出て来そうな気配です。
どうも今一つ、北朝鮮が信用できません。
なんとなく平和的解決のような雰囲気になっているだけですから
朝鮮戦争を終結させるのはまだ危険です。
果たして米朝首脳会談は成功だったのでしょうか。
北朝鮮の態度を見るにつけ、いつもの時間稼ぎに使われているのではないかと思ってしまいます。
今更ですが、金正日政権時にもっと厳しくできなかったのかと思わずにはいられません。
北朝鮮の核やミサイルの開発途中に何とかならなかったのかと。
こうなると、拉致被害者を取り戻すのも困難を極めそうです。
これだけ北朝鮮の態度が悪いと、全員取り戻すのは夢のまた夢ではないかと。
金正恩の暗殺かロシアへの亡命など、金正恩を北朝鮮から消し去らなければ、
つまり、体制の崩壊がなければ、拉致被害者を取り戻せないのではないでしょうか。
後ろ向きな考えですが、どう考えても北朝鮮が素直に戻してくれるとは思えないのです。
もっともっと、私達一般国民も拉致被害者全員を取り戻す強い気持ちを持つべきで
その気持ちが国会議員、マスコミへと波及し、国民全員が一致団結しない事には
なかなか拉致問題解決は難しいのではないかと思います。
それにしても米朝首脳会談からこちら、北朝鮮の態度が悪すぎです。
なにか習近平から確約を取ったのか、図々しくなっています。
こんな時、いつも邪魔をするのが中国ですから、中国は要注意です。
それにしても戦後日本が毅然とした態度を取らなかったばっかりに、
70年以上経った今、こんなにも反日国に苦しめられるのですから
歴代内閣は反省し、現政権を批判などしている場合ではないという事を自覚してもらいたいです。