TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

MOOCHY

2003-06-11 12:05:00 | インポート
TABIと散歩中に、また犬を拾ってしまった。

湖でぽつねんとしていたその犬は、TABIを見ると大喜びで走ってきて遊びに誘う。
飼い主はどこにいるんだろう、と見渡したが人影なし。しばらく二頭に
おっかけっこをさせてから家に向かったが、その犬はとことこついて来る。
「おうちにお帰り」と何度言ってもだめ。首輪はついてるから飼い犬だが、
首輪にはタグがない。あ?あ。

結局、うちまでついて来た。
黒と茶のブリンドル、体重は50ポンドくらい。歯の様子からしてまだ若く、
1歳前後のメス。おとなしくていい子だ。迷子になって数時間といったところか。
おなかがすいているようなので、夕べTABIが残した鹿肉をバターで軽くソテーして
あげてみる。すっごい勢いで食べた。他にもパンとかいろいろあげてみたら
何でも食べる。「もっとくれ」って真剣な目でおねだりする。
こいつラブ入ってるな。MOOCHYと呼ぶことにした。TABIの食べ残しの牛骨も
ガシガシかじっている。

アニマルコントロールに連絡。
30分で来る、と言ったがまあ信用できないので、気長に待つことに。
そのうち夫が帰ってきて、臆病なMOOCHYはあわててパティオに駆け込もうとして
網戸に激突、バリン!と大きな音をたてて網に穴が開いてしまった。

数時間後、アニマルコントロールが到着、MOOCHYはクレートに入れられて
去って行った。無事に飼い主のもとへ戻りますように。


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