TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

治す力

2003-07-16 15:19:14 | インポート
夫が寝ているTABIの足をとり、「すごいもんだな?」

こないだガラスで怪我した後ろ足のパッド。
「くの字」型の全長5センチほどの切り傷で、深さもかなりのものだった。
今では、肉があがり傷は白くすう?っと線が入っているだけ。
よく短期間でこれだけきれいに治ったものだ。

怪我した当初は出血が多く、「多い日用」の生理用ナプキンを巻いてやっても
すぐ血でびっしょりになった。圧迫しても止まらないし、止血帯をしようかと
逡巡しているうちにやや落ち着いてきた。

出血の様子から動脈はやってないな、と察した。PUFFYが同じ湖で足をガラス片で
切ったときは、ビュー!と30センチくらい血しぶきが噴出した。まわりは
もう殺人現場みたいになっちゃうわけ。ああいうケースではすぐ病院へ飛んで
いかないとヤバイ。でも、TABIのは赤黒い血液がダラダラと湧き出てくるから
静脈性。ま、静脈でも出すぎると出血性ショックになるだろうけど。
夫は血を見てちょっとうろたえてたが、男というのは血に弱いんだな。
女は強いよ、だって毎月大量出血見てるもん、このくらいなにさ!(爆)

止血するまで消毒と包帯、という単純な手当てで、獣医にも診せずすっかり
治ってしまった。ある程度したら犬に舐めさせるほうがよい、と聞いたので
大量出血が一段落してからは好きに舐めさせていた。それで化膿もしなかったし。
犬の治す力、というのはスゴイ!

こんな風にして、見えないけれどもこの子の体の中ではあちこちで修復作業が
行われているのだろう。