ニュースな犬

ネブラスカで、３歳の幼女がロットワイラーに食い殺された。

またロッティの殺傷事件かよ、ってかんじで珍しくもないが、ふと興味がわき、
Mauled to Death by Rottweilerで検索してみた。
あるわあるわ、ロッティにくい殺された事件の記事が５７３件！
さすがでござる。ま、そのなかのいくつかは同じ事件を扱っているのだろうけど。

では、いま我が家で局地的に話題のパピヨン（爆）ではいかがだろう？
５０件。でもざっと見てパピヨン「が」やられた、という記事などで、人が
パピヨンに食い殺された事件はないみたい。小さな体の悲しさよ、殺傷能力は
低いざますね。

うちの市で危険な犬リストのナンバー１に輝くジャーマンシェパードは？
おお！５２８件！これ↓なんか警察犬訓練生だった犬が４歳の男の子を殺ってる。
http://www.igorilla.com/gorilla/animal/2002/dog_attack_nebraska.html
名前と写真まで出ちゃって、この犬も隠れようがないですな。

警察犬になるような犬がなぜ？という驚きが記事ににじんでいるが、
これは考えてみると不思議でもなんでもない。もともと攻撃性の強い犬を選び
その性質を利用して警察犬の訓練をするんだから、人間の子供くらい一撃で
倒せなかったら極悪犯罪捜査に使えないよ。性格が穏やかすぎてクビになった
警察犬ってのもいるしね。

ピットブルは？
１２４０件！やっぱりキング・オブ・殺傷事件の王冠はピットの手に。
でもこれ↓は笑った。
http://www.thewazmo.com/pitbullkilled12012000.html

オイ、誰か言ってやれよ…

久しぶりの近所の森へお散歩、大はしゃぎのTABI。

湖にさしかかると、向こうから品の良い老婦人が犬を連れてくるのが見えた。
コーギーだな、と思ったがそばで見たらなんか違う。
「この子は純血のパピヨンなのよ」と老婦人。

え?！！うそ？！
24ポンドもあるパピヨンなんて見たことないぞ。たいてい10ポンド前後だ。
パピヨンらしさをかもし出しているのは、尻尾だけ。特徴ある蝶のような耳も
ないし、頭部の形・アングルのない後部・目立つ短足・コートは誰が見たって
コーギーだ。絶対なんかの間違いだよ。

「ブリーダーの話では、この子は特別大きく生まれついてしまったらしいの」
と、人の良さそうな夫人は言う。そりゃだまされたんでは…と思わず口をついて
出そうになるのをこらえる。パピヨンがコーギーと浮気してできた不肖の子、
という線が当たっていそうな気が。

ブリーダーからいくらで買い取ったのか知らないが、悪いやつにつかまったね。
そんでも血統書はついてるし、書類上はこの子は立派なパピヨンなわけだ。
ケネルクラブっていいかげんだから…（笑）

ま、素性がなんであれお互い幸せならいいんじゃない。