TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

おしゃれの限界

2005-02-25 06:03:28 | インポート
もう春かも、なんて言ってたら、昨日はばさっと雪が。

それほどの雪じゃないが、足元が悪い。ヘアとエステの予約があったので
ブーツ履いて出かけた。ヘアカラーを半年以上ぶりにしてもらったのだが、
なんと染料にかぶれてしまい、昨夜はよく眠れなかった。

もともと肌が敏感だからカラーとか一切しなかったのだが、3年ほど前に担当の
美容師に「赤みの強いコッパーのハイライトを入れたら、絶対似合う」と
おだてられ、ちょこっとだけ試してみた。当時は彼女の店で自然素材をうたう
ヘアカラーを使っていたのだ。過敏反応は出なかったし、色が気に入ったので
年に2回くらいハイライトを入れていた。

だが、自然素材のやつは染まりにくいので彼女は今では全く普通のラインを
使っている。そして昨日は、他のお客とかけもちしていて忘れてしまったらしく、
普段の2倍以上の時間を染料をつけたまま放っておかれた。彼女は雑で、毛だけでなく
地肌ごとばしばし染料を塗りたくるタイプ。シャンプーしても、地肌はカラーの
色がぬけなかった。これでかぶれないほうがおかしいだろう。

カラーのあとカットしている時から地肌がヒリヒリしたので訴えたが、
「コンディショナーに入ってるミントの刺激よ」と一蹴。帰宅して何度も
シャンプーしやっと地肌の色は抜けた。だが、枕に頭をうずめるとヒリヒリ。
ヘアカラーに含まれるPPDの典型的な過敏症状だろう。これでもう、二度と
ハイライトはできない。ま、日本人は緑の黒髪が一番だからね。でも、白髪染め
もできないということだ。

だけど、ヒリヒリくらいで済んで良かったかもしれない。
ヘアカラーは猛毒だから、もっとひどい症状が出る可能性もある。重金属は
体内で蓄積されるから、長年使用した結果の方が怖い。今アレルギーが出て
かえって良かったかも。

よくへナは自然だから大丈夫、とか言われるが、アメリカではへナの毛染めを
した直後にアナフィラキシーで死んだ女性がいる。へナだけでは毛が染まらない
ので、へナのヘアカラーにはPPDが入っている。その急性毒性が死因だ。
私も天然へナを使ったことあるけど、本当にへナだけだと毛が染まるとこまで
いかないで、洗ったらお終い。どんな「ナチュラル」な化粧品も、絶対に
化学薬品が混入されてるもんね。ま、体のことを思ったらおしゃれもほどほどに、
という教訓でした。


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