TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

デイケアって

2005-03-07 10:48:33 | インポート
SALLYの飼い主が、フロリダ旅行から帰ってきた。

日に焼けて元気そうだ。旅行中は、SALLYをお隣さんに預かってもらってた。
お隣さんはダックトーラーのミックス老犬を飼っていて、おとなしいので
股関節の悪いSALLYの良い遊び相手だ。

こんな風に、近所の仲良いお宅に預かってもらうのはいいかもしれない。
ケネルとかペットシッターに頼むのもいいけど、全く知らない環境にポンと
犬を置いておくのは、いくらなんでもかわいそうな気がする。

ところで、犬の託児所ことデイケアがポピュラーになりつつあり、なかなか
良い商売らしい。だけど、あれってどうなんだろうね?

共働きで昼間ずっと犬をお留守番させてるお宅、それも子犬なんかの場合は
便利かもしれない。あと、大きい子でも分離不安がひどくて飼い主がいない間
カーペットをズタズタ、家具をかじってめちゃくちゃ、みたいなケースは、
デイケアで世話してもらって大助かり、みたいなこともあるかも。

だけど実際にデイケアで何が起きているか、飼い主はわかってるのかなあ。
アジリティの自主練に行くと、デイケアが隣なんだけど、フェンスの中で犬たちは
ただワラワラと群れているだけ。子供のデイケアみたいに保母さんがつきっきり
ってことはないし、ただ犬を寄せ集めてみました、ってかんじ。
公園に集まる犬たちみたいに犬同士遊ぶわけでもなく、ただブラブラしてる。
そんでもって、TABIがアジのコースを走ってるのを吠えながら見学してる。

犬に社交性がつきます、とかをウリにしてるけど、犬は全然デイケアで社交
してないっすよ(爆) 人間に遊んでもらうこともなく、ヒマでヒマで、
フェンスの中には家具もカーテンも何も破壊するものがないからただボーーー。
なかにはストレスでぐったり動かない犬も。

だけど経営するほうにはオイシイよね。
これで一日一頭につき何十ドル。迎えに来る飼い主見てると、やっぱ金持ちそう。
デイケアで幸福になれるのは、犬でも飼い主でもなく、経営者なのですね。


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