TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

Population Control

2005-07-04 12:41:36 | インポート
犬と遊んでてふと気づくと、白いTシャツの胸に血が点々。

つまようじでつついたくらいの大きさ。乳首からの出血だった。
ひっかき傷などないので、乳管から出たものだろう。

おそらくIntraductal papilloma、乳管内乳頭腫と呼ばれる良性の腫瘍じゃないか。
30代、40代の女性によくできるらしい。

夫は血を見てすっかりビビってしまった。乳ガンだと思ったらしい。
確かにガンでもそういう症状が出るという。カナダは、乳ガンの発生率が高い。
まわりでもバタバタ死んでいる。彼は、自分の妻が明日にでもポックリ逝く
と思って、心配して食欲も失ってしまった(爆)
気がちいせえな?

ま、私は医者じゃないし精密検査したわけでもないからガンじゃないとは断定
できないが、いまさら騒いだところでどうにもならない。たとえ今日主治医の
ところへ行ったって、マンモグラフィーとかの検査の予約待ちが半年以上だ。

カナダの医療はタダで良い、とか言うけど、予算がないからすぐに検査や治療が
受けられないという大欠点がある。重病なのにすぐ検査や手術ができず、
順番を待っている間に悪化して死んでしまう人だっている。Jerriだって、
末期のガンだったのに入院の順番待ちしてて、結局間に合わず亡くなってしまった。

「福祉国家」が聞いてあきれるが、まあ仕方ない。病弱な者は自然淘汰されて
いく国なのだ。そうやって知らず知らずのうちに人口抑制しているのかも。


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