TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

ホリスティック獣医

2005-10-06 07:28:15 | インポート
今日は、こちらに来て初めての獣医検診。

良いホリスティック獣医を探すのには苦労しなかったが、とても人気のある
先生らしく予約待ちに2ヶ月。だけど待った甲斐があり、食事のことや
ワクチンのことなど、全て私たちの考えに賛成してくれた。それどころか、
「犬の体のことを第一に考えてくれて、ありがとう」とまで言われてしまった。

しかもこの先生は馬術競技の世界でも有名で、スポーツ獣医学にめっぽう
詳しい。カイロや鍼灸もやるし、アジリティ犬の飼い主としては願ったり
かなったりだ。全くなんて私たちは恵まれているんだろう。
神様、ありがとう。

TABIはあいかわらずクリニックの女性や先生にかわいがってもらい、クッキーを
いただいたりして大喜び。検診でも健康優良犬のお墨付きをいただいた。
よかったね、めでたし、めでたし。


プライドというもの

2005-10-06 07:16:32 | インポート
競技会二日目、三種目全てQして好調。

今日はアジのクラブメンバーも何人か来ていた。この週末、他にもAKCとかNADAC
の競技会がよそで開かれてたので、土曜日はそっちに出ていた人もいるようだ。
それでも一日400走近いのだから、こっちの競技人口はとてつもなく多い。

シェルター内で順番待ちの間よその犬の走りを見ていたら、クラブのトレーナー
が「あの犬はね、Stacyのリジェクトだったのよ」と言う。子犬の時から訓練を
して足の遅い犬、見込みのない犬とかは追い出されるそうな。すげえ。
さすが世界チャンピオン級のハンドラーですな(笑)、金を賭ける価値のある
犬しか手元に置かないのだ。スポーツの実情なんて、こんなもんだ。
でもその犬は、落第にしてはよくやってるよ。新しい飼い主に命を救われて
良かったね。しっかしアジリティも、競馬やドッグレースみたいに金、金、金
の世界に成り下がってしまった様子。

テントをかたずけていたらクラブの人が「来週はAKCがあるのよ、来る?」
と聞く。「うちのは雑種だから参加できないよ」というと、純血種としてAKCに
登録すれば大丈夫だと言う。実際に、メンバーの一人は捨て犬だった雑種を
スムースコートのコリーということにして登録し、AKC競技に出ている。
ケネルクラブなんてどこもいいかげんだから、そういう人は多いのは知っている。
「TABIだって、ボーダーコリーとかポーチュギーズってことにして登録すれば?」
と勧められたけど、夫と二人で吹き出してしまった。

そこまでする必要がどこにあるのか?
見る人が見れば、ウソはバレる。AKCが純血種のみ、というなら他で競技すれば
いいのだ。私たちは、純血種が欲しいけど金がないから雑種で我慢してるわけ
じゃない。こんなの好みの問題で、雑種のほうが健康だし頭がいいし、ずっと
かわいいと個人的には思う。わざわざ純血と偽るなんて、馬鹿げている。

犬飼いのプライドって不思議。