TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

花の生命力

2006-06-23 15:35:20 | インポート
暦の上では今日から正式に夏だという。

連日の庭仕事で、もうすっかり土方焼けしている私たちにとっては、今更夏
だと言われても。もうちょっと日差しがやさしいといいんだけど。

今朝は早くからフロントヤードの大改造に取り組む。
フロントの芝生の真ん中にあるアイランドには、なんかよくわかんない木を
中心に潅木や多年草が混在し、そこへ雑草や芝が侵入して無法地帯と化して
いた。これじゃああまりにみっともないので、のび放題の多年草どもをとっぱらい
雑草と芝を退治、雑草バリアを敷いた。囲いもしっかりつけて芝刈りしやすい
ようにし、あとはシーダーのマルチを敷き詰めた。

これだけでもすっきりして、見違えるように綺麗になった。
でも色がなくてサミシイので、ウェイブを5株ほど植えつけた。一ヶ月もすれば
花盛りとなり、美しい色とりどりの花で楽しませてくれるだろう。

とっぱらった多年草のうち、デイリリーは使えそうなので大型バケツに放り込んで
おいた。水も何も与えないのに、ピンとして花まで咲かせている。デイリリー
は野生に近い花だが、なんと強いことか。

そういえばカナダの家でも、裏庭の改造をしたときに出た大量のデイリリーを
フェンスの脇につくねて置いておいたことがある。あとで植えつけよう、と
思いつつすっかり忘れて一ヶ月以上たったある日、庭の掃除をしてて再発見。
もうだめかと思ったが、なんと生き抜いて綺麗に花を咲かせているではないか。
ゴミに出そうかとしたが止めて、植えつけてあげた。水を与えるとグングン
伸びて、美しいピーチ色の花を咲かせ、なんともいえない香りで庭をつつんだ。

花の生命力の強さ。こうでなければ。強い花こそ美しい。
人工的で、あまりに手のかかる花は個人的に好きではない。ティーローズとか
薬なしでは育たないようなのは、イヤだ。同じことは、人間や犬にも言える。
ちょっとくらいではへこたれない、強い個体こそ美しいと思う。


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