地獄の沙汰も金次第。
アメリカの家でバックヤードに設置して使っていたアウトドア・リビング用の
暖炉を、こっちにも持ってきた。鋳鉄製で重く、引越し業者も苦労して梱包
したものである。しかし、いざこちらで使おうと思ったら、消防法で禁止
されているという。
地元の消防局に夫が問い合わせたところ、この市では庭で火を使うことは
たとえ暖炉のように安全設計されているものでも禁止なのだという。
もちろんもっと田舎に行けばOKなんだろうが、人口が密集した地域では
せいぜいBBQぐらいしかできない。
使えないのではガレージに置いてても仕方ない。ネットの「売ります」ページ
に広告を出した。すると一番に回答をくれた人が、「市に年間いくらか払え
ば、使用許可がもらえるよ」と教えてくれた。そして、詳しい説明の載った
市当局のウェブサイトのリンクまでつけてくれた。
それによると、確かに禁止されてはいるのだが、年間12ドル払えば使用許可
が出るので大いばりで庭で火を焚いていいのだそうだ。これって?
人口密集地で火が出るとあぶない、と禁止するのはわかる。しかし、カネさえ
出せばやってもいいよ、ってのは、なんか賄賂を要求する悪代官とか、裏ガネ
さえあげればマフィアの犯罪行為にも目をつぶるNY市警察みたいじゃないか。
しかもそれを堂々とネット上で公開してるのだからね。結局、カナダの法律
って抜け穴さえ知ってればいくらでも曲げられるってことなのね。
アメリカの家でバックヤードに設置して使っていたアウトドア・リビング用の
暖炉を、こっちにも持ってきた。鋳鉄製で重く、引越し業者も苦労して梱包
したものである。しかし、いざこちらで使おうと思ったら、消防法で禁止
されているという。
地元の消防局に夫が問い合わせたところ、この市では庭で火を使うことは
たとえ暖炉のように安全設計されているものでも禁止なのだという。
もちろんもっと田舎に行けばOKなんだろうが、人口が密集した地域では
せいぜいBBQぐらいしかできない。
使えないのではガレージに置いてても仕方ない。ネットの「売ります」ページ
に広告を出した。すると一番に回答をくれた人が、「市に年間いくらか払え
ば、使用許可がもらえるよ」と教えてくれた。そして、詳しい説明の載った
市当局のウェブサイトのリンクまでつけてくれた。
それによると、確かに禁止されてはいるのだが、年間12ドル払えば使用許可
が出るので大いばりで庭で火を焚いていいのだそうだ。これって?
人口密集地で火が出るとあぶない、と禁止するのはわかる。しかし、カネさえ
出せばやってもいいよ、ってのは、なんか賄賂を要求する悪代官とか、裏ガネ
さえあげればマフィアの犯罪行為にも目をつぶるNY市警察みたいじゃないか。
しかもそれを堂々とネット上で公開してるのだからね。結局、カナダの法律
って抜け穴さえ知ってればいくらでも曲げられるってことなのね。