今週末は、パティオの出入り口の改築工事。
我が家はハイ・シーリングのデザインなので、玄関も裏口も出入り口が高く設計されている。とくに玄関は、ドライブウェイの端から長い階段を上ってドアにたどりつくようになっている。通常はこういう場合、階段の一番上が踊り場になっている。
ところが、我が家のは全く踊り場がない。
家の中からドアを開けると、いきなり階段。これはかなり危険で、私達夫婦だけでなく我が家のお客様も転びそうになったことが何度もある。安全性の面で問題なのはもちろん、これはれっきとした違法建築である。しかし、どういうわけかこの家が建った数年前の審査でも、私達が購入する前に行った審査でも、「異常なし」として通ってしまった。
カナダでは、こういう馬鹿なことがしょっちゅう起きる。
日本円で一億円以上出した家でも、土台をデタラメにやったために住んで一年以内に建物が傾き、ピサの斜塔になってしまった例がある。今のカナダで家を建てるのは、大変なギャンブルと言える。
私達はこれまで、市役所や建築業者などあらゆる機関に連絡したが、みな「それはXXの担当」「いや、ZZの責任」と書類のたらい回し。新築の家はたいてい十年ほどの新築保証があり、うちの家もその保証があと二年くらい残っている。そこでその保険会社にも連絡したが、「違法建築の保証は、建築から二年で切れる」と言われた(苦笑)。
「弁護士をたてて建築会社を訴えるべき」とすすめてくれる人もいたが、そんなことして争っている間に、私達転勤族は次の転勤先へ引越してしまうだろう。幸い、お隣さんが建築専門なので、うちに来て見積もりを出してもらい改築することになった。そしてまず今週は、裏の出入り口から。自腹を切って費用を出すのは悔しいが、階段から転がり落ちて大怪我することを考えたら安いものだ。
踊り場ができることで、TABIも階段の上り下りがこれまでより安全になる。網戸にドッグドアも取り付ける予定で、ドッグドアから外に出て広い踊り場でお昼寝もできる。足が滑らないよう、階段に滑り止めもつけてもらう。完成するまで不自由だが、がまんしてね、TABIちゃん。
我が家はハイ・シーリングのデザインなので、玄関も裏口も出入り口が高く設計されている。とくに玄関は、ドライブウェイの端から長い階段を上ってドアにたどりつくようになっている。通常はこういう場合、階段の一番上が踊り場になっている。
ところが、我が家のは全く踊り場がない。
家の中からドアを開けると、いきなり階段。これはかなり危険で、私達夫婦だけでなく我が家のお客様も転びそうになったことが何度もある。安全性の面で問題なのはもちろん、これはれっきとした違法建築である。しかし、どういうわけかこの家が建った数年前の審査でも、私達が購入する前に行った審査でも、「異常なし」として通ってしまった。
カナダでは、こういう馬鹿なことがしょっちゅう起きる。
日本円で一億円以上出した家でも、土台をデタラメにやったために住んで一年以内に建物が傾き、ピサの斜塔になってしまった例がある。今のカナダで家を建てるのは、大変なギャンブルと言える。
私達はこれまで、市役所や建築業者などあらゆる機関に連絡したが、みな「それはXXの担当」「いや、ZZの責任」と書類のたらい回し。新築の家はたいてい十年ほどの新築保証があり、うちの家もその保証があと二年くらい残っている。そこでその保険会社にも連絡したが、「違法建築の保証は、建築から二年で切れる」と言われた(苦笑)。
「弁護士をたてて建築会社を訴えるべき」とすすめてくれる人もいたが、そんなことして争っている間に、私達転勤族は次の転勤先へ引越してしまうだろう。幸い、お隣さんが建築専門なので、うちに来て見積もりを出してもらい改築することになった。そしてまず今週は、裏の出入り口から。自腹を切って費用を出すのは悔しいが、階段から転がり落ちて大怪我することを考えたら安いものだ。
踊り場ができることで、TABIも階段の上り下りがこれまでより安全になる。網戸にドッグドアも取り付ける予定で、ドッグドアから外に出て広い踊り場でお昼寝もできる。足が滑らないよう、階段に滑り止めもつけてもらう。完成するまで不自由だが、がまんしてね、TABIちゃん。