TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

わかり得ぬ人々

2011-09-06 11:42:01 | 犬話題
お日様のあたたかさに誘われてTABIと散歩に出たら、若いゴールデンが走ってきた。

CHARLIEだ。フレンドリーで躾のいいゴールデンで、私達とは顔見知りである。飼い主さんは、あとからついてきた。
犬同士はコロコロと遊んでいる。せっかくなので、一緒に近辺をお散歩。

CHARLIEは公園で遊んで帰る途中、犬嫌いの近所の人にあやうく車でひき殺されるところだったそうだ。

あぶないじゃないか!と飼い主さんが怒鳴ると、運転していた男は「そんな大きな犬を走らせて、うちの子供が咬まれたらどう責任とるつもりだ!」と言い返してきたそうな。法律上、犬をひき殺しても男は罪に問われない。犬飼いは、全くの泣き寝入りなのである。

CHARLIEが人間の子供を咬むなんて、まずありえない。
それでも、犬嫌いは犬というだけで危ないケモノと見ている。「子供の安全を守るため」という理由で(?)、犬をひき殺してもかまわないと思っている。それが果たして、子供への良い教育なのかどうか。

カナダは、今や中東やらいろんな国からの移民がごまんと住んでおり、彼らの出身国では生活習慣や宗教の違いのため犬をペットとして愛玩することは禁止されている。彼らはカナダにも自国の常識をそのまま持って来て、移民国の習慣にはなじもうとしない。「郷に入れば業に従う」ように諭せば、「差別だ!」と大騒ぎをする。

全く、ますます住みにくい国になってしまったものである。

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