TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

セレブな犬たち

2007-06-11 13:01:45 | インポート
今週末は、地元ケネルクラブのドッグショー。

うちのクラブがラリーと服従のリングを担当しているので、夫と二人でお手伝い
にいく。私はラリーで、夫はラリーと服従リングでスチュワードを務めた。
この州でも二番目に大きいショーで、会場も普段はモーターショーなどを
やる大きな施設。駐車場には観光バスよりデカイRVがずら?と並び、ナンバー
を見ると州内だけでなく西海岸から東海岸まであらゆるところからかけつけて
きたことがわかる。すごいお金が飛び交っているわけだ。

クラブの面々は詳しいから、どの犬がウェストミンスターに出たとかどこそこ
のチャンピオン犬の血統だとか、よく知っている。グルーミングもぬかりなく、
見て美しい犬ばかりだが、どの子もハンドラーと共にドサ回りの犬性をおくって
いるのかと思うと、けなげだ。

コンフォメーション会場は壁を隔ててラリーの隣なので、両方かけもちして
いるハンドラーが多い。チェックイン時には「ベストオブブリードがお昼前
なのよ、それまでにラリーを終えて着替えたいのよ!」とか目の血走った
奥様から無理なリクエストをいただいたりして、スチュワードの仕事とは
まことに大変である。ラリーはなにもアジリティと違って走って汗かくわけ
じゃなし、スーツやスカートでショーに出て足元だけスニーカーに履き替えて
ラリーに出ればいいじゃないかと思うが、そう思うのは私だけか。

アジ友達の話では、メイン州のある大きなショーに行ったとき、アジリティと
コンフォメーション、服従、ラリーをかけもちしている凄腕オバサンがいた
そう。「あんなの見たの生まれて初めて」と言ってたが、なんとそのオバサン
はまるでバッキンガム宮殿の園遊会で女王と謁見するようなエレガントなドレス
姿(しかも帽子つき)にヒールのある靴で、アジリティのコースを走りきった
という。よくころばなかったものだ。ジャッジは何も言わなかったらしい。
つーか、言えなかったのか?

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