TABI天使日記

天使になったカナダのアジリティ犬と、ママ・パパの日常

また一つの別れ

2011-04-24 13:12:36 | インポート
なんか、寂しいな?。

カナダの婦人服会社の大手、TABI Internationalが破産したのは今月初め。
ここはどっちかというと年配女性ものが多いので(って、自分もオバサンだけど)
服を買ったのは今まで数えるほど。だけど、偶然にもうちの犬と同じ名前
だし、ショッピングモールに行くたびになんか親近感を持って見てた。
そのなじみの看板も、もう見られなくなってしまう。

今日は、お店最後の日。
やっぱり私のサイズはなかったんだけど(サイズ0だしな?)、靴下とかは
大丈夫だし質がいいし六割引きなので購入。あと、こっちの倒産セールって
自社製品だけでなく、店の中の物なんでも売る。飾りとかマネキン、ハンガー、
棚、陳列台など全て。うちは、ちょうどウォークイン・クローゼットを改築
している最中なので、夫と一緒に棚を物色。

ブティックの作りなのでとても丈夫で、使いやすい。サイズを測ってみると
なんと誂えたようにピッタリ!しかも、ブラケットとボードの両方でたったの
5ドル。IKEAだってこんなにいい材質のが安価で手に入らない。そこで、
四つほどまとめて買う。他にもマホガニーの陳列棚などがあったが、すでに
売約済みであった。そりゃそうだよ、お買い得だもん。

店のマネジャーのおばさんによると、倒産の話は全く寝耳に水だったそう。
四月一日にいつものように店に来たら、知らない年配の男性がいたので
「まだ開店してませんよ」と言ったら、「残念ですが、あなたの会社は倒産
してうちの会社が処分を引き受けることになりましたので」だって!
もう息が止まりそうなほどビックリしたそうな。気の毒に。

でもカナダやアメリカの民間会社って、いつも突然なんだよね。倒産。
上層部も知らないことがあるし。アパレルは、近年生き残りがすごく大変だ
って聞く。若い人はともかく、ほとんどのカナダ人はお洒落よりも他のことに
お金がすごくかかっちゃうから、削るとしたら服飾費だもんね。
それに私みたいに、国境を越えてアメリカへ買いにゆく人も多いし。
だって安くてものが豊富なんだもん。

あ?あ、でもさみしいな。

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