木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

3000円

2010年05月29日 | 日常雑感
3000円というのは、大金ではない。だが、毎日ポンポンと人におごれるほどのはした金でもない。
なんとなく、中途半端な金額だが、もし、自由になる3000円があったら何に使うだろうか。
CDや程度のいいランチ、本を買うならなかなかの本が買える。

以前、「その人が一番得意なものは、その人が一番お金をかけたものである」、という話を聞いたことがある。
自分に当てはめると、最近は調べ物をするために買う文献の費用がかなりかさんでいるが、かつては、英語とスキーにお金をかけた。その割には、両方とも中途半端な領域を抜け出せていない。

これまた以前、オペラを観に行くのに、30000円の席を夫婦二人分買って、嬉々としてコンサートに行った同僚がいたが、価値観の問題だ。
1000円の食事にはお金を惜しまないくせに、1000円の本は高いと思う。これも価値観。

さて、自分は3000円渡されたら、何に使うだろうか。
案外、こんなところに人間性が現れるのかも知れない。


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