「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

お祭り騒ぎだった(自分の中では)400話

2011-07-04 22:21:16 | 回顧
なんとも、ずっと色々取り留めのないことを書いている小生。
それだけ結構色々考えて纏まって無いことの「証拠」みたいなもので・・・(^_^;)

会社帰りに「スコッチ・イン・沖縄」を「聴」きました。

未だに音声だけでも心躍る作品です。
というか、当時の心境に戻りますね・・・。

まずはスコッチが復帰するという、それまでの妄想が現実化する興奮。
これは、当時の太陽ファンじゃないと解らないかもしれませんが、
もう夢の実現という感じでした。
それに入替の無い登場劇というのは、ハッキリ言って嬉しかったです。

それに興奮したのはオープニングもそう。
「メインテーマ’79」の使用期間の多くはこの時のオープニング映像が大元だったわけで、私の中ではイコールになっています。
というのも、賛否両論ではあると思いますが、やっぱり「’79」のノリとスニ登場編からのオープニング映像はちょっとマッチしていない部分があったのは、多少テンポ的に音の方が勝っていた感じがありました。
そこで、「現れた」新宿副都心でロケしたサクサクとした映像の応酬はかなり衝撃的でした。
乾いている感じだけど非常にアクティブ、更に長さんが後半に移動したことで、何となく整理された感じがしました。

前編である#399からの印象が、何となくガラっと変わって・・・いきなり沖縄のトロピカルな感じに引き込まれたというか・・・。

ロケ時はあまり天気に恵まれなかったようですが、それでも一足早いお祭り気分ではありました。

話は結構シビアなんですけど、もうスコッチのテーマの応酬とスニの「拒否反応」がツボにはまり、スニにしても実は本格的に感情移入できるようになったのはこの作品ぐらいだったんじゃないかと今思うとそう感じます。

復帰したスコッチは、
もう期待以上にカッコイイ・・・。
前期スコッチは俊敏さはあったものの軽快さは無かった。
ただ、あの状況で軽快さを出していたらキャラクターとしてブレブレな訳ですから、復帰を以って軽快さを出したことは沖さんの本来のキャラクターを生かすとともに、スコッチ自体の成長というか雪解けを感じるには一つのうれしいアクセントでありました。
ただ、それが沖さん寄りではなく、間違いなく滝という人間の変化だという感じにちゃんと思えたことは嬉しかった部分はありました。

正直、この辺りから太陽は興奮気味に観ていましたね・・・・(^_^;)
勢いがあったというか、何でも貪欲に採り入れる勢い?

ボン・ロッキー編からスニ登場後までの安定路線も良いのですが、なんというかとにかく良くも悪くも勢いがあったこの時期以後も私が太陽中毒に深く陥る要素でありました。
多分この勢いがあったからこそ最後まで観ていたんだと思います。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悲しかった4月、ボギーの最期

2011-04-06 07:15:04 | 回顧
▼チバテレビの太陽放送はかなり注目されているようです。
地上波のゴールデンタイム放送で、しかも金曜八時という時間帯の「粋」さからというのもあると思います。
目下、ジーパン編までの放送を予定していますが、折角なのでそれこそPART2まで放送すれば・・・って14年半放送することになるのですが(^_^;)
反響次第?

▼4月14日から「BOSS」復活。
前シーズンの最終回の続編の初回でその後現在にジャンプするようです。
現代のドラマでは珍しくハマったOPソングも継続して使用されるようですし、何よりレギュラーメンバーもそのまま継続。
ある意味、石原プロでは無いのに、かなり裕次郎イズムを継承している天海さんに又注目せねば。


【悲しい4月、ボギー最期の日】

1984年4月6日。

若いカップルの為に刑事の職を辞してまで、悪の組織に挑もうとした矢先に、

一本のナイフが、ボギーの全てを貫きました・・・・。


1982年の大人事異動で、太陽はファンを巻き込んだ動乱の渦を起します。

必死にしがみついていたファンには当時のメンバーにある意味シンパシーを感じていたと思います。

そんな流れで「さらば!ジプシー」は相当感慨深いものがありました。

それは恐らく、動乱の渦をある意味沈めたという感じもあったかと思います。

未だに545話に人気があるのはその辺りも影響していると思います。

その後ブルース登場で太陽の「後期の初期」メンバーが固まった訳で、その後の作品群は非常に気合の入ったものが多く、テンションは上がりっぱなし。
特にボギー殉職直前のワンクールは名作ぞろいでした。

ボギーってその「後期の初期」メンバーの中では一番感情移入しやすい存在で、ゴリ&太郎イズムも十分感じとれた人間だったので、あの悲しい最期はガックリと力が抜けてしまいました・・・時期的に「新学期」開始だったので、個人的な憂鬱さも加味されていたと思いますが・・・。

ボギー殉職の噂は結構随時あったのですが、1年目を乗り越えたところで妙に安心してしまった記憶があります。
このまましばらく続投か?と思いながら、ただやはり4月降板の報を聞いた時には、確かにブル登場間もなくしての降板はあり得ないか・・・と。

但し、ボギー後任がブルが予定されていたとか、ボギー延命後の後任候補が金田さんだったとか、ヨーロッパロケで殉職する予定だったとか、ボギー殉職は非常に流動的だったらしく、製作側と世良さんのせめぎ合いな感じも後で色々聞いて感じたり。
個人的にはあと1年活躍して欲しかった・・・・。

ボギー殉職の地、花園神社は歴代に比べると訪れやすいし変化が無いので、
行くことが可能な方はちょっと寄ってみてボギーへ黙祷するのもいいかもしれませんね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大川町の林

2011-01-29 07:10:56 | 回顧
大川町の林でスコッチ、最期の格闘・・・・。

1982年1月29日、
かねてより病床についていたスコッチは、自らの生命と引き換えに、自らを恨み狙う男を、自らの手で逮捕した直後、大量吐血。
そして、山さんとゴリさんに看取られて、死にたくないという遺言を残し死んでいきました。

最初はエリート刑事が、精神的トラウマから自らを閉ざし、一切他人を受け付けず、自らの道を歩んだ為に免職寸前のところをボスに拾われましたが、
その後、本来の手腕を発揮し敏腕刑事として活躍も、古傷の悪化で刑事を廃業しなければならなくなる・・・。

スコッチほど不幸にとりつかれていた刑事もいないです。

あれから29年。

493話を観ると、本放送時に感じた緊張感と震えを未だに覚えます。
最終回のボスもスコッチも何か念みたいなものが伝わってくるような、それが画面に自分を釘付けにさせる所以だと思いますが、
他の殉職・退場編は「卒業」という意味合いが大きいのに対し、演者の「無念」さが感じられるような気がします。
これは、沖さんの悲しい最期とは関係なくです。
自らの本当の意志とその時の意思、体調とのアンバランスさからかもしれません。
それに役柄とのドッキングで、ファンにとっては心情的に辛い作品になっています。

でも、今日は1982DVD-BOXもあるので、久々にじっくり観てみようと思っています。

大川町の林=砧公園 といえば、

34話「想い出だけが残った」で、ボスが加代子と別れた場所。
一度は行かなきゃ・・・と思っている場所です。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さらば!金八

2011-01-21 12:33:39 | 回顧
【さらば!金八】
初期シリーズは太陽と番組的裏表ライバル関係であった、
「3年B組」シリーズの祖TBS系ドラマ『3年B組金八先生』が3月下旬放送予定のファイナルSPで完結するそうです。
坂本金八、定年!

そりゃ、感慨深いものがあります・・・。

作品的には好きなんですが、やはり太陽が視聴率的にもメンタル的にも負けてしまった・・・という遺恨みたいなものは今でもあります。

1979年10月、それまで太陽に対して強力な派兵として送り込んだ『七人の刑事(新)』が太陽に視聴率で惨敗、そのあとを期待半分で受けたのが金八・・・ご存じの通り爆発的ヒット作になりました。

あの頃の太陽は・・・・ボンが死んでスニーカー登場、脚本陣がベテラン&中堅どころから新人主体に移行し、逆に社会派の物語が増えた(『特捜最前線』の影響もあろうかと・・・)為、太陽らしい明るい作品が減った為か、金八やプロレスに移行した方が多かった・・・。
私は生き残りましたが(^_^;)

ただ、金八攻撃が無かったら、スコッチの早期復帰とデンカとの共存(当初はデンカの後任がスコッチだったと考えられる新聞記事があります)、そしてドック登場はあり得なかったと思いますので、その意味では「恩人的」部分もあるかとは思います。

金八も終わりか・・・。
なんだか、どんどん昭和が遠くなる・・・・。

そういえば私の好きな『土曜時代劇』も終わるそうで・・・ただ、こちらはBSで展開するとか。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1986年の記憶=藤堂ボス さっそう最終回=

2010-12-19 22:32:46 | 回顧
【1986年の記憶=藤堂ボス さっそう最終回=】

以下の記事はクランクアップ記者会見の前日の撮影時のもようのようです。
718話放送当日記事です。

********************************


手鏡に向かって、顔色を気にしながらネクタイを締める藤堂ボスこと石原裕次郎、五月の入院で番組を離れてから約半年ぶりに七曲署一係長のデスクについた。
七百十八回、十四年四か月続いた人気番組「太陽にほえろ!」の藤堂編は、この日が最後の収録。石原自身、体調は必ずしも完全ではなかったが、「ファンに最後のあいさつをしたい」と無理を押しての出演だった。
撮影開始の一時間前、午前八時に東京・砧のスタジオに入る。百円コーヒーを片手に共演の渡哲也。地井武男らと談笑して気分をほぐし、さて本番。
ブルース刑事(又野誠治)が、逆恨みした犯人の凶弾に倒れて監禁され、そのままでは命が危ない。事件関係者からその居場所を聞き出すシーンで、藤堂ボスの登場となる。収録直前に石原から「好きなようにやらせてほしい」と申し出があり、リハーサルなしのぶっつけ本番だった。
手術を経験したことと、過去に十一人の部下を失ったことを述懐しながら、命の大切さを切々と訴える藤堂ボスには、俳優石原裕次郎が重なったようだ。カット割りなしの長回し。七分半にも及ぶボス最後の雄姿が見られた。「十四年間のピリオドを打つことが出来て満足。この番組で多くの人と出会えたことが財産になりました」。石原は晴れ晴れとした笑顔で”七曲署”を後にした。


********************************

メイクの土田さん、渡さん、地井さん、西山さんに囲まれて椅子に座るボスがおどけた感じで土田さんの方を見ている写真が掲載されていました。
渡さんと地井さんもおどけ合っている感じ。

前の記事より実際の撮影時の状況が解る感じですが、前の記事は裕次郎さんの状態について「健康回復」と書いてあったのとは反して「体調は必ずしも完全ではなかった」という。
色々憶測を呼んでいた裕次郎さんの体調が結構正直に書かれた記事だと思います。

この頃は、記者会見での顔色の悪い裕次郎さんを見ていたので、最終回で寂しいと思っていた反面、かなり体調については気になっていました。
ただ、それは本編を観て確定的になってしまったんですよね・・・。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1986年の記憶=裕次郎、男のケジメ~「太陽にほえろ!」最終回ゲスト出演=

2010-12-19 22:00:39 | 回顧
【1986年の記憶=裕次郎、男のケジメ~「太陽にほえろ!」最終回ゲスト出演=】

10月18日、とうとう最終回の撮影が終わったとの報道が・・・・。

気が遠くなりました。
もう、それだけでした。

とりあえず、手元に残っている記事を書き起こします。

*****************************************

裕次郎が男のケジメで有終の美を飾った。日本テレビの看板番組「太陽にほえろ!」(金曜夜8時)の最終回第718話(11月14日)の収録が18日、東京・世田谷区砧の国際放映撮影所で行われ、番組スタート時からボス役を務めてきた俳優・石原裕次郎(52)がゲスト出演したもの。今年5月から肝内胆管炎のため途中降板していたが、「太陽―」は裕次郎あっての番組。日本テレビの再三にわたる出演依頼交渉に、健康を回復した裕次郎がケジメをつける形で最終回に挑んだ。

=ぶっ通し3時間の強行軍にも淡々と=

この日の午前8時30分、スタジオ内セットに入る裕次郎の表情は厳しかった。セットに横付けされた石原プロのマイクロバスから出てきた裕次郎は取り囲んだ取材陣30名に「おはよう」の一言。多少の立ち話をする今までとは違う緊張感をうかがわせていた。実は裕次郎は16日にも収録に出演している。その際、台本には無かったアドリブシーンを挿入させたという。スタッフは一瞬驚いたが、裕次郎の最終回出演にかける思いを前に、すぐさま了承した。
それは、ボス自らの取調べシーン。ブルースこと沢村刑事(又野誠治)が悪党にら致され殺されようとするとき、その居場所を知っている無口な少女から聞き出そうとするクライマックスシーンだ。約7分間の場面だったが、本番一発OKだったというから、裕次郎の相当な意気込みが伝わる。
「太陽―」はドラマ内容もさることながら、新人刑事の登場と殉職で人気を保っていた部分があった。が、最終回はボスのセリフ「もうこれ以上、部下を死なせるわけにはいかない」がテーマ。このため、裕次郎の出演場面が3分の1を占めている・

=「ボクの財産だった」=

収録も最後となったこの日、裕次郎は8時30分から11時30分までの3時間、ぶっ通しの合計40カットに挑んだ。さすがに「これで終了か」と寂しげな表情を見せていたが、淡々とカメラの前に立つ姿が男のケジメを漂わせた。
収録を終えた裕次郎の顔は一気になごんだ。
「俺が37歳のときからだもんな。日本の政治経済も変わったし、長かったように思うが終わってみるとね。……。思い出というより、僕の巨大な財産になってたよ」としみじみ。「神田正輝なんか、セリフのセもしらんかったのが、松田聖子と結婚し、いつの間にか、子供までつくっちゃって」と冗談も飛び出し、一役終えた充実感をかみしめていた。
裕次郎は今後当分、特定の新しい仕事を入れてはいない。今月中にもハワイに渡り十分な療養生活を送る予定だ。
「まぁ、今回は1年以上の長期滞在になる」と、次回の仕事への充電をかねた骨休みといったところだ。

=太陽にほえろ!メモ=

昭和47年7月21日スタート。14年4カ月にわたって放送され、連続放送ドラマではフジテレビ「銭形平次」にの888回に次ぐ長寿番組。最高視聴率は勝野洋演じるテキサス刑事殉職時の42.5%。たった1度、大みそかに放送した時に9%台になったこともあるが、平均して20%を上回っている。
新番組は「太陽にほえろ!PART2」で、11月21日スタート。奈良岡朋子女ボスに、寺尾聰をハードな刑事として迎え、下川辰平が復帰し、金田賢一以外の現レギュラー陣で展開する。が、このPART2も来年3月までの放送予定。「太陽―」は裕次郎の降板とともに実質的な終了のかたちだ。

*****************************************

実は、裕次郎さんのケジメで絶望を味わいつつも、PART2のかなり期待していた部分が大きかったのですが、=太陽にほえろ!メモ=を見たとたんにまた落ち込みました・・・・でも、太郎フェチとしては辰平さんの復帰はあまりにも嬉しく・・・泣き笑い状態だったと思います。
でも、やはり「実質的な終了」という文字を見た時には、もうどうして良いかわからなくなりました・・・・それで何をやったかというと、ノベライズの大人買い・・・・。
注文してから20巻揃えるのに結構掛かったと思います。
それを受け取りに行って自転車で運びました・・・・運んでいる途中になぜか泣けてきて(^_^;)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1986年の記憶=寺尾聰 主演決まる~太陽にほえろ!PART2=

2010-12-19 21:51:40 | 回顧
【1986年の記憶=寺尾聰 主演決まる~太陽にほえろ!PART2=】

太陽が終幕することが決まったのは確か9月下旬だと思います。
当時の記事が残っていませんが、
正直、飯田寮の如く、路頭に迷った感じがありました。
個人的に太陽は、
ドラマ・音楽・クルマ・ファッションなども含め、完全に学校以上の、そのものが教科書というか無くてはならない存在だったので、俺は一体どうすればいいんだ?という絶望感に襲われました。
その絶望感を抱えてながらも太陽を楽しんでいた時分でしたが、10月4日に微かな光が見えたのが、下の記事でした。

******************************

=「西部警察」以来4年ぶりのTVレギュラー 新鮮さ買われる=

寺尾刑事が七曲署にさっそう登場。11月14日放送で14年の長い歴史にピリオドをうつ日本テレビの人気ドラマ「太陽にほえろ!」(金曜午後8時)の後番組として、翌週21日からスタートする「太陽にほえろ!PART2」(仮題)の主演に3日、個性派俳優の寺尾聰(39)が決定した。寺尾は「西部警察」(テレビ朝日)に続き2度目の刑事役。

日本テレビでは長年お茶の間に支持された「太陽―」終了にともないパワーアップした「―PART2」の製作を決定、これまでキャスティングを急いでいた。結果、従来の七曲署メンバーについては神田正輝を残すものの、大部分を入れ替える方針を固め、メーンとなる敏腕刑事に寺尾の起用を決めた。
寺尾は昭和54年から3年間「西部警察」にニヒルな刑事役でレギュラー出演。全身に銃弾を浴びた壮絶な殉職シーンは話題を呼んだ。
寺尾は「ルビーの指環」(56年)の大ヒット以来音楽活動に忙しいが、映画「乱」出演など役者としても成長著しいところを見せている。番組の視聴者の大半を占める10代後半から20代男女に知名度、人気があること、また、最近はドラマ出演を控えており、新鮮なキャラクターであることも起用の決め手になったようだ。寺尾はテレビドラマのレギュラー出演は4年ぶり。
同局では現在、寺尾演じる敏腕刑事とコンビを組むベテラン刑事の人選を急いでいる。なお、番組タイトルについては「太陽にほえろ!」はボス・石原裕次郎のために考案されたいきさつがあり、PART2正式決定まではひと波乱ありそうだ。

******************************

多少突っ込みどころのある記事(「大都会」はスルー・・・)ですが、PART2の内容についても、放送日と寺尾さん・神田さんの出演が決定しているだけで、後は白紙状態だったようです。
もしかすると、このPART2決定経緯のなかで『ジャングル』構想も走って行ったのではないかと思います。
例えば寺尾さんと組むベテラン刑事に例えば江守徹さんとか鹿賀丈史さんがあがっていたかもしれません。
結果的に次の記事に詳しいですが、10月19日の段階で正式に決定したわけですから、裏方は相当混沌とした作業が続いていたと思います。

でも、何より太陽がどういう形でも続くことが解った時は、正直嬉しかったです。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1986年の記憶=太陽終了報道直前あたり=

2010-12-08 07:02:41 | 回顧
【1986年の記憶、太陽終了報道直前あたり】

ファミリー劇場の方では大々的に最終回をうたっていますが、実際には警部&DJ登場から最終回まで3ヶ月ありました。
当時、ファミ劇の前回放送分ごろには既に解っていたことなのですが・・・。
ただ、もうちょっと「新生」太陽に浸っていたいので・・・気分的に。
当時はショックを通り越して、放心状態になってしまい・・何も手を付けられない状態だったです。
但し、現在は既に免疫も出来ているので、リフレインはありませんが、それでも寂しい思いはあります。
ある方が、この現在の「クライマックス」を期に、太陽との付き合い方をもう一度考えたいという思いに駆られるそうです。
その気持ちは解るような気がします。
ここまで来たけれども、ここまで来たら年齢的にそれこそ墓場まで持っていくかどうかという選択に迫られる部分があって、さらに番組スタート時のベテラン勢と同じ年齢に近付くか超すかというところでのせめぎ合いというか・・・。

私的に、同じことを考えると、
多分、太陽離脱は自分自身は無理だと・・・。
ファン的な部分を逸脱してしまっても、自分の根幹に太陽が根付いている以上、どう足掻いても多分太陽に戻ってしまうだろうなぁ・・・と。
それじゃ、代わりになるものがあるかというと、なかなか無いというのが現状なので。
ということで、どうやら私は墓場まで持っていきそうです(^_^;)

そのきっかけ的な部分が1986年辺りにある感じがします。
今まで当たり前にあったものが消え去っていくけど、逆に執着に繋がってしまったと云う訳で・・・。
無くなって初めてわかるありがたみ。
あがきましたよ、私も。

おっと、その辺りは次回に(^_^;)


1986年9月下旬に太陽が終幕を迎えるという報道がある前までの私自身の心境なぞをメモっておきます。


確かにうっすらと「ヤバイ」とは思っていながらも、
それを打ち消して、素直に新生・太陽を楽しんでいました。
DJの暴れっぷりもそうですが、ブルのキャラ成熟、マイコンのキャラ魅力炸裂、デュークの今までのメンバーとは明らかに違う大人の魅力の発揮などは、その後続くと信じていた太陽に対する期待を高めましたし、変な話ですが、ボス不在でも間違いないリーダーさえ居れば太陽は転がっていくことを確信したわけです。
ストーリー的にも奇をてらったものを避けたのも良かったと思います。
それにサントラ的にも新録ですから、まさか・・・まさかこうも早く最終回を迎えるとも思っていませんでしたし、このままメンバーでの年越しは確実と決め込んでいました。

警部&DJの登場は、既存メンバーとの良い化学反応を起こして、ボス不在(降板)という実情を吹き飛ばすように太陽全体を活発化させていきました。
なので、裏事情を除けは十分以上のパワーを身につけ1987年に邁進してもおかしくない状態だったと思います。
もし、番組のパワー不足と「老朽化」著しい場合はこのような緊急対応を行わず、番組は打ち切られたと思います。

でも、現実的には「打ち切り」の方向に向かっていきます。
それは、番組力とは違った部分でやむ負えない事情が絡んできます・・・・。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1986年の記憶=DJ刑事登場!=

2010-11-12 18:26:07 | 回顧
飲み会中ですが、書き溜めていたものをUPします。

明日は二日酔いか?
携帯でのUPの仕方が難しい・・・(^_^;)
またできるかどうか。。。。

【1986年の記憶=DJ刑事登場!=】

#706より登場する渡さんの橘警部と同時に一係に着任する、
ださいじゅん・・・
もとい、
DJこと太宰準。
西山浩司さんですが、

私が西山さんの登板を知ったのは、登場2週間前ぐらいだったと思います。
あまりにも唐突でびっくりしました。
#706は渡さんだけ加入すると思い込んでいましたから(^_^;)

当時の西山さんのイメージは・・・ワルオでした。
それになんとなくお笑いのイメージもあったので、
太陽に加入して大丈夫か?と思っていました。
ただ、これは石原プロ&テレ朝作品ではありますが、『ただいま絶好調』にもご出演だったので、拒否反応はありませんでした。

果たして、DJ刑事登場!

思っていたのと遥かに上回った男・ださい・・・もとい太宰準。
ストーリー的にツッコミ部分もありますが、期待して損はないと思います。

そういえば、#706の原題、「DJ刑事登場!」なんですよね。
6月20日ごろの時点で既に改題を検討されているので、それより前に用意されたとして、
山さん殉職後はキヨウさんによれば10月まで豪華ゲスト陣で乗り切るという発表があったとのことなので、それを考えると、西山さんのご出演と台本作成はボス降板発表すぐから渡さんの出演決定まで2週間ぐらいで整えたことになるようですが・・・。
凄い機動力です。

ところで、驚いたのがアバンタイトル(提供クレジット)とOP。
メインテーマの大胆なアレンジに最初ぶっ飛びました。
調子くるっちゃいました(^_^;)


ほとんど打ち込みサウンドなんで、正直言うと・・・嫌でした(^_^;)
やっぱりバンド演奏の重厚さはほしいところです・・・。

しかし、これがずっと聴いていると馴染んでくるもので、本放送当時は「慣れ」でしたが、今は悪くないと思っています。

9月にカセットのサントラを購入して慣れまくりましたから、結構思い入れもあったりして。


ただ、アバンタイトルの時はあの提供バージョンが強烈なので、
初めて聴いたときは耳を疑いましたが・・・。

まるで曲のテンションが違ったもので(^_^;)





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1986年の記憶 =大和田義一=

2010-10-26 12:39:19 | 回顧
【1986年の記憶 =大和田義一=】
草薙幸二郎さん演じる4代目署長が大和田です。
登場時の「アイドル」では既に着任から時間が経っている感じがあり、人物的には優しげに見えましたが、カミソリ的な指差しを持つ西山までは行きませんが、かなり厳しい面を持っていたと思います。
ただ、1986年より前に登場していた作品が、
「ヒーローになれなかった刑事」
「山村刑事左遷命令」
「マイコンがトシさんを撃った!」
ですから、厳しくたって仕方がない部分は多分にあるわけで(^_^;)

その大和田署長の「平常時」が確認できるのが701~705話であります。
700話こそ出演していませんが、ボス欠場時の一係の指揮者として出張っていました。
西山はボスの欠場時一係にいるときはずっと立っていました(おそらく、長居するつもりはなかったと。)が、大和田は何とボスの椅子に座ろうとしました・・・!
さて、この後どうなるかは701話をご覧あれ。
西山よりは権威とかあまり表に出さない人なので、比較的ノーマルな対応だと思います。
実際、トシさんの陣頭指揮というのはやっぱりまだマッチしない面が多々あり、(ボス補佐といえば山さんという確固たるイメージがありましたからね・・・)巡査部長とはいえ城西署の黒岩や西部署の大門みたいにというわけには行かなかったのはちょっと残念ですが、大和田署長がクッションになって現実味を出したところは正解だったと思います。

大和田署長の出番、713話で終わりなんですよね。
浜野警視監や、神山さん演じる警視監の出番にちょっと引っ張られた感じがします。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする