ロケ地検索＆メモ ＃364

太陽の日に、太陽と同じ誕生日のスニーカーの登場編をほぼ本放送と同じ時期に味わうとは・・・。
十分、味わいました。

どうも、バップ初期の暗いマスタリングに慣れてしまっていたからか、リマスタは鮮烈に映ります。

当時は強烈に鮮烈な印象を受けており、オープニング刷新も相まって、「刷新」というのが頭に刺さった感じでした。
それが視聴率４０％に繋がったのかどうか判りませんが、その強烈な「刷新」というイメージが、逆にファンの太陽離れを招いた一歩目だったのかもしれません。
それほど当時は、太陽は「保守」的な感じだったと思います。
ボンはその保守の中心にいたというのもあったりして、殉職延長が当たり前で、結局それが実現してしまったことで、燃え尽きたという部分もあったのだと。
だからこそ、スニーカーはかなり不利な状況での登場だったとも言えます。
さらにキャラ自体が太陽初の「前任者を背負った」人間として登場してしまったわけですから、今までかなり「バッサリ」とした変化をキャラ交替の度に実行してきた太陽の中で、うまく交替が機能しなかったというところもあるかと思います。刷新は脚本陣にも及びますが、どうしてもボン存命時よりもテンションが低い作品が多くなってしまい・・・。
とは言いつつも、当時は気になった部分も、今ではあまり気にならない部分ではあると思いますので、あまり気にしないで観た方がいいと思います。

本来であれば、登場編で自身をアピールしなければならないところが、ボンの敵討ちで、すっかり抑えられた部分もあったりします。
沖縄出身で辛い過去を持っているというところも、スコッチ復帰までほとんどお預け状態でしたし・・・しばらくは本編でも「ボン・ブルー」は続くわけで。
でも、それも太陽を観る醍醐味の一つである、「殉職者を背負う」というところでもあると思います。

ロケ地検索＆メモ　＃364「スニーカー刑事登場！」

＊スニーカーはもともとブローニング所持ですが、ＯＰではすでにトルーパーだったりします。
＊スニーカーが供えたバーボンは「ケンタッキー・コロネル」。
　８０年代までは人気のバーボンでしたが、最近では扱っている店が少ないとのこと。（売価は￥1,300程度のようです）
＊スニーカーの生年月日は昭和29年7月21日、今年で還暦かぁ・・・。
＊いつも心動かされ、泣かされる、ゴリさんが智子に語りかけるシーン。
　リマスタで美しすぎて、また号泣・・・。
＊ロッキーが逞しすぎる・・・走り含めて精悍になったのはこの時期。
　もともと先輩的素質は十分あった男なので、この変化はあまり気にならなかったです。
　ボンの場合は結構急激でしたが(^_^;)
＊デボネアはフィニッシャーがリヤにありナンバープレートから１９６８年式じゃないかと思いますが、ロッキーのケンカワイパー初期型510ブルは、テールランプを中後期型に変えられている、結構いじられた車。でも、マーク２は結構強固ですぜ、旦那。
（無茶するなと言われて、無茶するロッキーも乙というか、木之元さん渾身のカーアクション）
＊ロッキーの詰め寄り顔も逞しい・・・。
＊スニーカー、今回は勢いで私事で動いているので、逆に自分自身が現れていない部分はあったりしますが、ゴリパンチを受けたところで我に返る・・・しかし、竜神会に襲われてるよりも、ゴリさんに抑えられてボロボロになっているスニも相当我を忘れていたのか。。。
＊倉田は、歴代のにっくき相手の中でも相当凶悪な奴で、普通の運転手が豹変して宝石の為にここまで殺人鬼みたいに殺し（未遂含め）を続けるという裏の怖さもあります。
　その割には竜神会に頼ったりするヘタレぶりもあったりして、それも姑息というか・・・。智子が殺したくなるのもわかるような・・・。

＝ロケ地＝

ＯＰ、これが結構難題なんで・・・。

長さん＝羽田近辺
ゴリさんフラッシュカット＝新宿副都心太陽通り
山さんフラッシュカット＝駒沢公園
ボス歩き＝やっぱりニューシティホテルの屋上？

ボスラスト＝損保ジャパンビル付近

本編

厚木市・中津内陸工業団地
　電話ボックスは、内陸中２丁目交差点に仮設されたようです。
済生会中央病院／東京都港区三田１丁目
新宿駅西口→環八東名入口交差点歩道橋（砧公園付近）。
　鮎川浩氏演じる売人を追い詰めるゴリさんと殿下、何らかの理由で新都心歩道橋が使用できなかった？
港区三田１丁目中之橋交差点、その近辺（電話ボックス）
二子玉川園
西新宿１丁目（ガード付近）
城南署／船橋６丁目の某新聞社の研究所。
新宿中央公園、ＮＳビル建築前空地、淀橋給水所近辺
歌舞伎町２丁目
（新宿から工場団地にワープして戻るのはご愛嬌です(^_^;)）
竜神会は麻布十番２丁目。ビル残ってます。