引き続き、地獄の日々を過ごしているけぶでございます<(_ _)>
眠い。。。。
ところで、#102、#103のボスはギブスで肩を固定しての登場でしたが、これはこの年の2月に裕次郎さんが自宅で転倒して「打撲」の診断を受けていたそうで、結局後から「左鎖骨骨折」と判明して治療という運びだったそうです。
おそらく、活動シーンが多かった#100あたりの撮影であまりにも痛いので再度受診なさったんでしょうが、そりゃ「打撲」という診断を受けていれば痛みも気のせいと思わざる負えないよなぁ・・・・。
さて、4/10のサンテレビ・太陽放送は、定年を控えた警官がジーパンを庇った形で殉職した。警官の息子に恨まれるジーパンは、その息子にかつての自分を見た為、息子の罵りと暴力を暗に受け入れる一方、犯人捜しに躍起になるが・・・・。
ジーパン殉職もカウントダウンに入り、今回は自分の過去と今とに向き合いながら、実は意外な事実を知り、最終的には静かに怒りを爆発させる、大人なジーパンをじっくり描く#104を放送。
【地上波】 サンテレビ ジーパン編
4/10(日)
11:30~12:25
ドラマ 太陽にほえろ!(ジーパン編 第48話)
サンテレビ1(地上波)
第104話 49.07.12 葬送曲 -ジーパンシンコその愛.2- (ジーパン・シンコ)
レギュラー:藤堂俊介
石原裕次郎
柴田純
松田優作
内田伸子
関根恵子
山村精一
露口茂
石塚誠
竜雷太
島公之
小野寺昭
野崎太郎
下川辰平
永井久美 青木英美(欠場)
ゲスト:宮本和男(三景啓司)
長浜藤夫 沖田駿一
西川敬三郎 小倉雄三 神田正夫 新井孝文
荒木生徳(荒木しげる) 松野邦夫 林寛一 今井和男
脚本:播磨幸治
監督:竹林進
定年を控えた杉本巡査がジーパンを庇った形で銃撃され殉職した。しかも覆面車で犯人を追ったジーパンは事故を起こして昏倒、病院へ担ぎ込まれる。
ジーパンに恨みを持つ者をピックアップし捜査を開始するが空振りに終わってしまう。しかも、勝手に捜査へ加わったジーパンの行動にボスが激怒する。さらに「おやじさんは俺の代わりに殺された」という思いが渦巻くジーパンは、杉本の息子にも恨まれ、息子の罵りを暗に受け入れる一方、一係は犯人捜しに躍起になるが、ジーパンは自らが囮となるため街を歩き回り、ある廃ビルで銃撃されるが、その相手は例の息子だった。
すぐに合流したシンコに感どられたジーパンは自分も警官の父を殺されただったから・・・と、ボスへの報告を待つよう説得する。
やがて、犯人の車が発見され、さらにその車からビルの守衛の死体が発見され、そのビルの旅行社の金庫が破られている事件が発生していること、杉本巡査と守衛を殺害した拳銃が同じであることから、杉本巡査が犯人を目撃していることが考えられ、狙われたのはジーパンではないということがわかったが・・・・・。
ここしばらくは、どちらかというとジーパンとシンコの関係とそれにまつわるような話や危機話、というよりは初期より主演編が減って先輩のサポートにまわることが少なくなかったジーパンが、久々にジーパンの「生い立ち」を生かした作品になっています。
自分のせいで、自分と同じような「殺された警官の息子」をつくってしまったという自責の念に駆られながら、心底怒りながら表面的には冷静に捜査を進めるジーパン、しかし本当はジーパンのせいではなく、その息子の「因縁」で父親は殺されてしまったというやるせない結果になります。
ただ、ジーパンとしてはそれが自分のせいでもそうではなくても、自分の目の前で父親の警官が殺された事実は変わらず、増々激高するわけですが・・・・。
そのジーパンの怒りを理解し、今回はシンコがジーパンのサポートに回ります。
今回のゲストは三景啓司さんが太陽初登場です。
また、「フォー・セインツ」解散後の比較的早い段階、俳優業をやり始めたばかりの荒木しげるさんも登場します。
今回本編で使用される「葬送曲」はテキサス編に入ってから随時使用され、後年は殉職や予告編でも使用される名曲になっていきます。
クルマネタでは、マカロニ編末期より活躍していた40系クラウンの白パトが黒く塗装され、ジーパンの乗る覆面車として破壊されます。