昨日から、家の側に猫の鳴き声が聞こえてくる。耳を凝らして聞いていると、車の側に隠れているみたいだ。驚いたことに車のボンネットの中に隠れているのだ。一匹だけ、親猫も兄弟猫も居ない、「誰かが捨てに来たのだろうか?」何とか捕まえて、誰かに貰ってもらわなくてはならない。しかし、どこから来たのだろう?
こんな時、頼りになるのが、我工房の便利屋さん、資材調達部長の梶谷さん。早速、ボンネットを開けると「ひょい」と捕まえた。 猫も必死の抵抗。梶谷さんの脹らんだお腹に噛み付いた。しかし、ダンボールに入れられこの騒ぎ。
何人かに、声を掛けるのだが、誰一人、「ほしい」と言ってくれる人がいない。 情が移る前にどこかに捨ててこなくては。可愛そうだが、無責任に飼う訳にもいかない。後はこの子猫の運を祈るばかりである。
それにしても、相当いじめられたのだろうか?手を近づけると火を噴いたように興奮する。怖くて仕方が無いのだろうが、これでは貰い手が無い。後は自力で頑張るしか無いのだ。