梅雨入りしたと言われているが、東京地方はずっと晴天だ。昼などは30度以上の真夏日である。昼ご飯にデパートの外に出て、近くのお店で食事を取る。東急の社食はあまりお奨めではない!街は若者であふれ返っている。聞いたところによると、渋谷駅の一日の利用客は350万人だという。えー、ほんとに?間違いじゃないの?と言いたくなる。人口8000人の町に暮らす私にとっては信じられない数字である。この350万人の0.0001%の人が買ってくれるだけでも良いのにー。
天気につられて、今日は品川から銀座方面に歩いてみた。「岳泉寺」「三田」「芝」と行く予定だったが、途中で東京タワーが見えてきた。東京タワーをゆっくり見るのは中学校の修学旅行以来である。ついつい、タワーの方向に歩き出した。遠くから見るとさほどでは無かったが、近くに来 て見るとさすがに大きな建造物だ。先日見た、「オールウェィズ」の映画にもでてくる、昭和30年代の象徴である。
品川からタワーまで片道4キロ、往復すると朝のウォーlキングには丁度良い距離だ。急ぐ旅では無いので、あっちの道にふらふら、こっちの道にふらふらと入り込んでいく、懐かしい光景を見つけたり、面白いものを見つけるのが楽しい。横浜のような街全体がお洒落で何処を歩いても絵になる所では無い。三田のあたりで見つけた飲み屋街、学生 達、サラリーマン達が一日の憂さを晴らしているのだろう。ごちゃごちゃとした小さなお店が重なるように連なっている、どこかで見たような風景だ。