高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

竹友会

2007年06月11日 06時48分33秒 | 友人

_021_3 昭和60年度「別府職業訓練校、竹工芸課」卒業生の久しぶりの同窓会を開催した。30人の卒業生がいるのだが、遠方に住んでいるため参加できなかったり、行方が判らず連絡できない方、御高齢で病気療養中の方、または、お亡くなりになった方などさまざまであるが、卒業後22年して、こうやって8人の人が集うことが出来た。お店の仲居さんに写真のシャッターを押していただいたのだが、(念の為、3枚撮って貰ったが)すべてピンボケであった。まー、仕方が無い。

_013 昭和60年度生は当たり年と言われており、実にまとまりの良い年であった。私はいつも思うのだが、当時の職業訓練校は年代的にも、性別でも、社会経験にもいろんな方が居り、一つの家族のような構成になっていた。リーダーになってくれる年配者が居り、その下で実務的に動く我々20代、30代が居り、下には学校を出たばかりの世間の事など全く判らないボウズが居たり、中には憎まれ口ばかり叩いているイジメラレッコが居たりと多種多様であった。それが1年間の「竹細工」を通じて、同じ学生になり人生を共有していく。社会に出てからの友人というのは中々出来るものでは無い、利害関係が無い学生同士として、新しい友人が出来たことが非常に大きな財産だ。

_010_7 皆さん、20年以上経つと随分高齢になっており、話の内容は「病院」や「病気」のことばかりになっている。「高江君、また次回世話をしてくれ!」と言われたが、あまり先では何人生き残っているか?判らない状況になってきた。本当にまた次回、全員が元気で集まれることを願ってます。

竹工房オンセ

コメント (2)
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