4人目のメンバーは私である。荒物の由布さん、インテリアの毛利さん、クラフト物の大橋君、そして、繊細な編み込みの私と4人4様に作品の特徴があり実に巾の広い展示会が出来そうである。
今回は、大分県の「竹工芸訓練支援センター」のバックアップが非常に大きく、経済産業省からの「伝統的工芸品支援事業」にも申請登録されている。私達、作り手はどうしてもデスクワークがお粗末なので、作品を作ること以外はほとんど彼女達のお世話になっている。
竹工芸訓練支援センターの「浜名」さん、彼女の存在が実に大きい。2年前の海外視察には一緒にヨーロッパまで同行してくれた。翌年には自費を使ってミラノのサローネ(国際見本市)を視察に行ったりと公私を越えてサポートしてくれている。今回のミラノでの窓口になってくれているデザイナーの「村山」さんは彼女の友人で、金沢美大時代の同窓生である。大雑把になりがちの私達の計画を実に細部にわたるまでフォローしてくれるのが彼女である。
こちらは日本貿易振興協会(ジェトロ)の「那須」さん。この人にも、お世話になっている。現地ミラノのジェトロ事務所を使って、ミラノでの下準備をして頂いたり、市場調査、海外輸送の方法、広告宣伝などジェトロの持っている組織力を使って後方支援してくれている。
竹工芸訓練支援センターの「坂本」さん。後方支援組として、全体のフォローをしてくれている。どうしても、男の人の説明は簡単になってしまうが、
みんな、縁の下の力持ちになってくれている存在だ。有難うございます。