高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

新宿伊勢丹 4

2007年08月21日 06時28分25秒 | 友人

伊勢丹最終日、さすがの新宿伊勢丹といえども、いつもいつも満員のお客様という訳ではない。月曜日は朝からゆっくりした立ち上がりで最後まで盛り上がりの無いまま一日が終った。そんな中、嬉しい事がいくつもあった。

まず最初は、背広姿も凛々しい紳士が真剣に私のバッグを見ている。説明しているうちに波網代のバッグをプレゼントするからとご注文くださった。中国の取引先の奥様に!もう一つ色違いを御自分の奥様に!ありがたい。  伊勢丹の社員さんにプレゼント包装してもらっている間、少しお話していると、奥様が昨年波網代のバッグを買って下さっていた。「妻がココのは良いと言うから!」という事でプレゼントを買いに来て下さったのだ。本当にありがたい!一生懸命やっているとこんな行幸というような出来事もあるのだ。薦めて下さった奥様に感謝です。有難うございます。

07820_002二つ目、何とも可愛いお嬢さんが着物を着てやって来てくれた。昨日私のバッグを買って下さった「イーズ」のスタッフ「I」さんが、早速、着物と一緒に私のバッグを持って来てくれた。「こんな娘に持って欲しい!」と思っているだけに嬉しかった。「彼女が持ってくれると、きっと、それを見た人が欲しがる。」 私にとってはこれほど素晴らしい広告は無い。

「着物の時だけでなく、何時もどんどん使って下さい!」

07820_001三つ目は、一昨年まで私の工房にいた「蓮井」さん、今は結婚して「S」さんになっているが、8ヶ月の赤ちゃんを連れて御主人とやって来てくれた。良いお母さんになっている。工房を卒業してからも、お付き合いできることは、それまでの関係を大切にしていたからだろう。現在は育児に追われて、中々竹細工は出来ないようだ。また、時が来たら再開すれば良いよね。

最後におまけは、帆布バッグの細野君が来てくれた。伊勢丹に用事があったそうで顔を出してくれた。生真面目な青年(?)で好感が持てる人だ。ボーイスカウトを長年やっていて、私も小学校、中学校とボーイスカウトをしていたので、何となく親近感があるのだ。「次回、東京に来たときに一緒に飲みましょう」 と約束して別れた。

たくさんのお客様、また、友人が顔を出してくれた新宿伊勢丹。また、来年2月に会いましょう。

竹工房オンセ

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新宿伊勢丹 3

2007年08月21日 06時23分37秒 | 出張

新宿伊勢丹での「大九州展」も盛況のうちに終えることが出来ました。沢山のお客様に来て頂き、また、新しいお客様との出会いも沢山頂き有難うございました。催事で六日間催事と七日間催事では随分体感速度が違う物だ。たった一日なのだが、六日間催事はあっと言う間に終われるように思える。

07_008アメリカ在住の「木村」さま、昨年の夏に初めて私どものバッグを見て、一年越しでまた来てくださった。ニューヨークのある島で作られている手作りバッグのお話を聞かせて頂いたり、9月にアメリカに戻って、ニューヨークの街中で私のバッグを持って歩いてくれる姿を想像させて頂いた。

アタッシュケースを頼んでくれている「S」さんとも、お話できた。お断りしようとお話したのだが、もう少し、継続で試作品を作りこむ事になった。御本人も「私は決して冷やかしで言っているのではありません、竹のアタッシュケースを持って歩く姿をいつも想像しているのです。」とありがたいことである。

07_011 常連さんが持っていたバッグを見せて頂き、びっくり。以前から考えていた、純銀でヒゴを作り編み上げバッグを作りたいと思っていたのだが、実際にそんなバッグがもうあったのだ。くっそー。外国製らしいのだがもう作っている人がいた。

07819_001 先日ブログで紹介した、新宿の「イーズ」のマスターと今年入った笑顔の素敵な「I」さんが来てくれた。

知的な佇まいを醸し出す素敵なお嬢さんだ。お二人ともさわやかな若者で、お似合いのカップルである。

竹工房オンセ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする