正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

KOLBERスイス製クオーツとセイコーノイエを修理しました。

2009年01月20日 | 時計修理
今日はこのビルのおじさんたち(私もおじさんですが…)の集まりがあります。
厳しい環境の中がんばって行きましょうという話が中心だと思います。

 こんな時代なので反対に開き直っていろんなことを試してみたいと個人的に考えています。
「町の時計屋さん」になるという最終目標に向かって頑張ります。

 昨日の修理です。
KOLBERというメーカーの婦人用のクオーツ時計です。N様からのお預かりです。
中の機械はETA978002です。
電池からの漏液が原因での分解掃除になりました。

分解掃除をしました。汚れている接点部分をきれいにし、絶縁用のビニールも交換です。
順調に動いています。

 次はセイコーノイエキャリバー1F21
竜頭が抜けるとのことで修理お預かりしました。
以前に、竜頭が何かに引っかかって抜けるとプラスチックの地板が割れてしまうことがありました。
たぶん同じ状況だろうと判断。
もともとこの時計の分解掃除は地板と受けを交換しますので分解掃除代だけの修理でOKです。
N様からのお預かりです。
地板と受けを交換するようになってから受けを入れる作業が格段に簡単になりました。
たぶんローターの入っている部分に受け石を入れることでローターが安定して隣の歯車に干渉することがなくなったからだと思います。


順調に動いてくれています。

後年末に修理しました時計の日にちの変わりがおかしいとのことでもう一度裏面だけ分解しての修理となりました。


確かに12時の時点で半分しか変わらず、止まってしまって次のに送っていない状況を確認させていただきました。
すいません。
 修正して今朝また同じ状況です。
もう一度開けて修正しようと思います。

 今日は集まりで修理での残業が出来ません。
夕方からの状況を見て修理しようと思います。

今日も頑張るで~