正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

インターナショナルとオメガ、ロレックスの修理です。

2014年01月27日 | 時計修理
昨日はいろんな時計の修理出来ました。
はじめはインターナショナルの紳士物自動巻きです。
秒針が外れた状態でお持ちいただき、分解掃除も依頼されました。
H様からのお預かりです。
  
2892A-2の機械です。機械を分解し点検してみると巻き芯部分に錆があったのと機械内部に結構な磁気が入っていました。
部品を磁気抜きをして分解掃除、組み上げました。

次も同じくH様からのお預かりのオメガの手巻時計です。
こちらが少し重症でした。
長針がブラブラの状態でした。Ω613キャリバーの時計です。
    
文字盤の足が2本とも折れた状態と中枠がはいっていませんでした。
両面テープで固定されていたのですが、少し弱かった上にショックがあったのか2番車が筒カナのところから折れてしまっていました。
笠車も折れた衝撃で変形していたので修理しました。
2番車交換と筒かな交換、中枠あわせと分解掃除です。
機械はタイミング調整までして順調に修理完了です。

最後はロレックスのサブマリーナ。
いつもお世話になっているI様からのお預かりです。
ゼンマイが切れての不具合で分解掃除、ゼンマイ交換です。
キャリバー3000。
  
分解掃除をしてケーシングしワインダーへ。
防水テストも一緒にと伺っているので問題なければお願いしようと思います。

今日は閉め際からカルティエの自動巻きクロノの修理をして帰る予定です。