春の雪座敷童の笑い声
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/ac/678646e55c47af084fa4c0504b58eb5e.jpg)
雪国にある座敷童の民話
深い雪も春光に風花が舞うころになると
その表情はやわらかく
どこからか座敷童の笑い声が聞こえるようだ
村の子供たちは冬の季節
家に閉じこもる座敷童だったのだから
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雪国にある座敷童の民話
深い雪も春光に風花が舞うころになると
その表情はやわらかく
どこからか座敷童の笑い声が聞こえるようだ
村の子供たちは冬の季節
家に閉じこもる座敷童だったのだから
発表 2017/1/20
ぼたん雪座敷童の声のする
「ぼたん雪」よりも「春の雪」が句意にちかそう
【春の雪】 はるのゆき
◇「春雪」
春になって降る雪。冬の雪と違い、溶けやすく、降るそばから消えて積もることがない。大きな雪片の牡丹雪になることが多い。
例句 作者
春の雪青菜をゆでてゐたる間も 細見綾子
春雪をふふめば五体けぶるかな 加藤耕子
元町に小さな画廊春の雪 野木桃花
琴の糸煮てゐる比良の春の雪 大川真智子
春の雪よき想ひ出と問はるれば 梶山千鶴子
湯屋までは濡れて行きけり春の雪 来山
うつすらと中洲のかたち春の雪 広渡敬雄
春雪に火をこぼしつつはこびくる 橋本鶏二
手鏡の中を妻来る春の雪 野見山朱鳥
春の夜の雪のひそかにしたたかに 清水青風