佐保姫の脛のあらわに駆け寄り来
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b4/b4e37b87944358617f985540d2a6f579.jpg)
県境の川堤をやわらかな風と歩く
遠見に小さな集落
落人の住み着いたとの話もある
飼い犬を連れての散歩もあった
娘や孫たちが小さな頃に遊んだ菜の花畑も近い
佐保姫という雅な響きには遠いいが
その子らのはしゃいだ声
足音、まぶしい瞳が蘇る
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県境の川堤をやわらかな風と歩く
遠見に小さな集落
落人の住み着いたとの話もある
飼い犬を連れての散歩もあった
娘や孫たちが小さな頃に遊んだ菜の花畑も近い
佐保姫という雅な響きには遠いいが
その子らのはしゃいだ声
足音、まぶしい瞳が蘇る
【佐保姫】 さおひめ(サホ・・)
春の造化をつかさどる女神。秋の竜田姫に対する言葉である。佐保山は平城京の東に当り、方角を四季に配すれば東は春に当るからいった。
例句 作者
佐保姫のもうためらはぬ歩みかな 国保泰子
約束もなく佐保姫に逢ひにゆく 今井杏太郎